スマホゲーム『SAOVS』10月末にサービス終了へ　1年を超える長期メンテから復帰も続かず

バンダイナムコエンターテインメントは29日、スマートフォン向けアクションゲーム『ソードアート・オンラインヴァリアント・ショウダウン』（SAOVS）のサービスを2025年10月30日13時（日本時間）をもって終了すると発表した。

サービス開始は2022年11月24日であり、約2年11か月の運営期間となる。

本作は「ソードアート・オンライン」の3Dアクションゲーム。シリーズを代表するキャラクターを操作し、SAOならではのアクションがタップ操作で楽めるもので、アリシゼーション編のその後を描いたオリジナルストーリーをフルボイスで配信している。

また、サービス開始後、2023年から約1年にわたり、長期なメンテナンスが行われていたことでも話題になっていた。2024年12月にサービスは再開されたものの、この度サービス終了に踏み切った。

終了決定の背景として、運営側は「最終的に満足できるユーザー体験の提供が困難であるとの判断に至った」と述べている。

終了までのスケジュールも公開されており、有償のアプリ内通貨「ヴァリアントクリスタル」の販売は、同日8月29日に停止された。その後、10月30日のオンラインサービス終了以降に、オフラインでも遊べる「オフライン版」（バージョン3.0.0）が配信される予定。