ソードアート・オンライン、現実が作品の時間軸に追いつく「#SAOクリア」号外配布&特別動画公開
電撃文庫から刊行中のライトノベルシリーズ『ソードアート・オンライン』(SAO)について、作中に登場するゲーム《ソードアート・オンライン》が「2024年11月7日14時55分」にクリアされる設定だったことにちなみ、本日都内を中心に多数の記念施策が実施された。
世界累計で3,000万部を突破した『ソードアート・オンライン』は、川原 礫によるノベル作品として、2009年の発売以降多くのメディアミックス展開を行う、SFファンタジーの金字塔として知られる。物語は次世代型VR(仮想現実)ゲームである《ソードアート・オンライン》の正式サービス開始とともに始まり、主人公・キリトは1万人のプレイヤーと共にゲーム内へ囚われ、ゲームオーバーが「現実の死」を招くという絶望的な状況の中でゲームクリアを目指す。
そんな本作だが、キリトはSAOを「2024年11月7日の14時55分」にクリアし、仮想現実の世界で生き残った約6千人が現実世界に生還するストーリーが展開されてた。本日11月7日はまさにその「時代が作品に追いついた」こととなり、SAOファンを中心に大きな話題に。14時55分からは、「号外風チラシ」の配布がアニメイト池袋本店にて行われた。
現地には多数のファンが訪れたことですぐにに配布終了となったものの、PDFデータは公開されているほか、再配布の予定は電撃文庫公式から発表されるという。
そして電撃文庫からはスペシャル映像の公開も開始。ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんがクリアを報じる“速報風”のスペシャルCMと、『SAO』クリアまでの道のりをゆっくり解説する解説動画の2本が公開されている。
©川原 礫 イラスト:abec