『キン肉マン』を若い世代に響かせたい――新生デュオ「CLIONE」に聞く、アニソンカバーの舞台裏


『キン肉マン』を若い世代に響かせたい――新生デュオ「CLIONE」に聞く、アニソンカバーの舞台裏

8月5日、カバーソング「うる星やつらのテーマ ~ラムのラブソング~」でデビューを飾った新星デュオ・CLIONE(クリオネ)。本プロジェクトは、PENICILLINのHAKUEIをプロデューサーに迎え、Z世代の高島江梨奈とα世代の七転びやおが、時代を超えて語り継がれる名曲たちを歌い紡いでいくというものだ。

そんなクリオネが次に挑むのは、アニメ『キン肉マン』の主題歌として知られる伝説のアニソン「キン肉マン Go Fight!」。本楽曲は、8月22日に配信リリースされ、同日に後楽園ホールで開催されるプロレスイベントでも披露された。

弊誌では、この注目のタイミングで高島江梨奈と七転びやおにインタビューを実施。新曲への思いや今後の展望について、たっぷりと語ってもらった。

『キン肉マン』を若い世代に響かせたい

――クリオネがカバーしているのは、「ラムのラブソング」や「キン肉マンGo Fight!」と、現時点ではアニソンが中心ですね。まずはおふたりのことを知るために、好きなアニメについて教えてください。

やお 『進撃の巨人』や『NANA』が好きですね。最近だと『ダンダダン』も観ました。私は『クレヨンしんちゃん』や『HUNTER×HUNTER』が好きです。最近だと映画もやっている『鬼滅の刃』や、『サカモトデイズ』も観ています。

――少年漫画系のアニメが多めですね。

高島 もちろん少女漫画も大好きです!
保育園のころから月刊誌を読んでいて、自分でも漫画を描いていました。それを部屋に隠していたら、友だちが遊びに来たときに読まれてしまって……黒歴史です(笑)。

――それはちょっと恥ずかしいですね。

高島 あとは『美少女戦士セーラームーン』や『魔法少女・オブ・ジ・エンド』、『魔法少女サイト』も好きです。

やお え、待って!『魔法少女サイト』! 私も小学生のころ、キャラクターをアイコンにしてました! 思い出してしまった~。脳が破壊されそう(笑)。

――奇しくも、おふたりの黒歴史がよみがえってしまったようですね。

やお 数年ぶりに思い出しました……!

高島 本当に好きな作品を挙げるとキリがないです。

――高島さんはZ世代、やおさんはα世代ですが、過去作品にも詳しいのが印象的です。カバーソングを自分たちで選曲しているというのも納得です。

高島 そうなんですよ。特に「ラムのラブソング」は、TikTokでバズっていたこともあったので、すごく身近に感じていました。歌うのは大変でしたけど(笑)。

やお 歌詞に感情を乗せるのが難しかったです。

――8月5日に公開された「ラムのラブソング」はMVも撮影されましたね。

エリナ はい! 普通の衣装で撮影したあと、ラムちゃんのコスプレでもう一度撮りました。

やお 私は制服姿のラムちゃんのコスプレですね。ウィッグをかぶって、ツノのカチューシャをつけて踊りました。

エリナ 私はトラ柄の衣装を着用しました。実はそのとき、撮影時間が押していて、「とにかく早く撮るぞ!」と。

やお 「やばいやばい!」って感じでした(笑)。。

エリナ ダンスも3回くらい撮り直したから、めっちゃきつかったですね。有酸素運動のような振り付けだったので、息を切らしながら「このあとコスプレで撮影かぁ……」と思いながら踊っていました(笑)。

――そのあたりにも注目してMVを観ると違った楽しみ方ができそうですね。8月22日には、アニメ『キン肉マン』のカバー、「キン肉マンGo Fight!」が配信されました。

高島 この楽曲も自分たちで選びました! 私はアニソンが好きで、特に『キン肉マン』の曲はプライベートでもよく歌っているので、レコーディングが楽しみでした。

やお 私は『キン肉マン』を知らなかったので、最初に聴いたときは「なんだこの曲!?」って驚きました(笑)。でも、聴いていくうちに「良い曲だなあ」って思えてきたので、若い世代にも響くと思います。

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次は「遊園地」と「雪の中」で

――おふたりのような若い世代が歌うことで、ギャップもあって面白いですね。「キン肉マンGo Fight!」は、叫ぶような力強い楽曲ですが、レコーディングはいかがでしたか。

高島 かなり難しかったです。キーを4つも上げたし、がなり声で歌うのも大変でした。カラオケではよく歌っているんですけど、レコーディングでは“自分の声”として出さないといけないので、そのバランスに苦労しました。

やお 「私は(ドジで) 強い(つもり)」というフレーズをふたりで交互に歌っているんですけど、抑揚のつけ方が難しくて。アイドルグループのレコーディングだと、最初に歌った人のアクセントに合わせるんです。そうしないとまとまりがなくなってしまうので。でも、今回はうまく合わせにいかなくて良かったので、新鮮で楽しかったです。

高島 私はあまり深く(周りの歌い方に合わせるかは)考えずに歌ってました(笑)。

――「キン肉マンGo Fight!」のMVは、どんな内容になりましたか?

高島 スポーティーな衣装で撮影しました。おたがいツインテールにしてリボンをつけて、元気いっぱいな感じに。ダンスのシーンでは、プロレス技をかけ合う場面もありました。

やお そうそう。そのせいで体力をかなり持っていかれました(笑)。

――それもおふたりのアイデア?

高島 はい! 『キン肉マン』らしさって何かなって考えたとき、「やっぱりプロレスだな」と。現場でHAKUEIさんがプロレス技を調べてくれたんです。そのあと、スタッフさんに技をかけるという。

やお 思った以上に痛がっていました(笑)。

――見どころ満載ですね。今後はどんなMVを撮りたいですか?

高島 これまでずっと室内だったので、ロケがしたいです。遊園地とか。

やお いいね! 那須ハイランドパークとか行きたい!

高島 撮影が終わったらそのまま遊びたい(笑)。

やお あとは、雪の中で撮影をしたい!

高島 絶対盛れるやつ! それなら北海道とか行きたいです。

――白い雪は光を反射するので、肌もきれいに写りますからね。ウィンターソングにぴったりかもしれません。オリジナル楽曲のMVにも期待しています。

高島 いつかはオリジナル曲にも挑戦したいですね!

――さて、『キン肉マン』の話題に戻りますが、8月22日に後楽園ホールで開催される「SEAdLINNNG~10周年記念大会~」で、クリオネがオープニングアクトとして出演されたそうですね。

やお はい! プロレスのことはまだよく知らなかったので、しっかり勉強してから臨みました!

――デビュー直後に出演できるとは…多くの人に知ってもらえるチャンスですね。

高島 本当にそう思います。「なんだこの子たちは」と思われないように、リング上での礼儀作法をしっかり身に付けて臨みました。

――――プロレスイベントで、リング上で『キン肉マン』を歌う。まさにこれ以上ないパフォーマンスでしたね。

高島 普段の活動では見せない一面を感じてもらえたと思います。ふたり合わせて“クリオネ”として覚えてもらいたいです!

やお かわいいだけじゃ通用しないので、しっかり頑張ります!

■YouTubeチャンネル「CLIONE(クリオネ)」
https://www.youtube.com/@CLIONE_official
■CLIONE公式X
https://x.com/clione_offcial
■CLIONE公式TikTok
https://www.tiktok.com/@clione_offcial
■CLIONE公式Instagram
https://www.instagram.com/clione_offcial
(取材:加藤大樹)

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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