モバイルバッテリー事故を防ぐ4つの注意点は?販売大手のCIO、安全使用を呼びかけ


モバイルバッテリー事故を防ぐ4つの注意点は?販売大手のCIO、安全使用を呼びかけ

モバイルバッテリー製造販売のCIOは、近年相次ぐモバイルバッテリーの発火、破損事故を受け、製品の安全な使用方法について注意喚起を行った。

先日に山手線内の電車でモバイルバッテリーが発火し乗客が軽傷を負う事故が発生したことを踏まえ、使用環境や扱い方による事故防止の重要性を改めて喚起。発生原因として、リコールといった製品不良が第一に挙がるものの、同社は「製品の不具合だけでなく、使用環境や扱い方によっても発生する可能性がございます」として、以下の4点に注意してほしいと具体例を上げた。

0728-rmv3gztj

  1. ・高温/低温環境に注意
    →特に真夏の車内など高温環境に放置しないように
  2. ・衝撃に注意
    →膨張・変形・焦げ跡などがある、過去に落下させるなど強い衝撃を与えたことがある製品は「即使用を中止」
  3. ・ケーブルにも注意
    →付属品もしくは60Wを超える出力のケーブルを使用する場合は「e-Marker(ICチップ)搭載」のケーブルを利用すること
  4. ・長期間未使用でも半年に一度は充放電・点検すること

これらいずれも基本的な内容ではあるものの、日中高温が続くこれからの季節、特に車内放置などは特に気を配る必要がある。

なお、CIOでは今年1月より同社製品「SMARTCOBY Ex01」の一部製造ロットにおける自主回収を実施中だが、「回収対象製品が市場に残っている状況です」として、利用者に対し手元製品の確認を改めて求めている。

CheeroやANKERといったその他大手メーカーもリコール情報を発信しており、各社製品を所持する方はいま一度確認したい。同社はこれとは別に、他社製を含むモバイルバッテリーの回収サービスも実施している。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
ほんの少し視点を変えてみるとテクノロジーはもっと面白くなる。そんな考えのもと、最新のIT、ガジェットに関するホットな話題や、エンタメを楽しむならコレ!といった耳寄り情報も提供しています。