【Switch 2】米国でゲーム機の初週最多売上を更新　ソフトは任天堂以外「予想下回る」指摘も

6月5日に発売された任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」について、米国市場で発売数日で110万台を超える売上を記録。第三者調査により、ゲーム機の発売週売上記録を更新したことが明らかになった。

現地の市場調査会社Circanaが公表した速報データによると、この記録は従来PlayStation 4が保持していたものを上回った。なお、この数字にはMy Nintendo Storeでの売上は含まれていないといい、実際はより多くのセールスが示唆されている。

「Nintendo Switch 2は、2025年6月7日までの週に110万台以上を販売し、米国におけるビデオゲームハードウェアの発売週販売台数記録を更新しました（My Nintendo Storeでの販売台数は除く）。この記録はこれまでPlayStation 4が保持していました。」（Mat Piscatella）

あわせて公表されたところによると、売上の79%が「マリオカート ワールド」のバンドル版の購入を選んだという。また、6月7日までの週における Switch 2 の売上上位3タイトルは、「マリオカート ワールド」、「サイバーパンク2077」、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」Swich 2 Editionだった。

なお、任天堂の公式発表（6月12日）では、同コンソールが発売から最初の4日間で世界全体で350万台を売り上げ、同社として最高記録を更新したことが分かっていた。

一方、ハードウェアの好調な売上とは対照的に、サードパーティタイトル（＝任天堂以外）の売上が「予想を下回る」結果である可能性が示唆されている。英国におけるスイッチ2のゲーム販売の86%が任天堂タイトル（パッケージ、本体+マリカバンドル版含む）、マリカを除くと48%であるとの数値も共有されていた。

発売後、Swich 2のサードパーティタイトルはマイクロソフト、セガ、カプコン、バンダイナムコ、コナミなどがリリースしていたがそれらはSwitchと比較して「Switch 2 の発売時にわずかに良い成績を収めたようですが、これらの統計を肯定的に説明するのは困難です」と指摘していた。