ホロライブのメタバースにVTuber本人が「降臨」する新機能　『ホロアース』にときのそら登場

カバー株式会社は20日、同社が運営するメタバースプロジェクト『ホロアース』において、バージョン1.0.10のアップデートを実施。今回のアップデートでは、ホロライブプロダクション所属のタレントが本人の姿で登場する「降臨機能」が導入された。

ホロアースとはVTuberプロダクション「ホロライブ」が手掛けるメタバースプロジェクト。 とある異世界を舞台に、自作のアバターを使って世界を探索したり他のユーザーと交流することができるメタバース空間として、2022年11月24日にロビーβ版がリリースされ、本年4月に正式リリースされた。

今回の降臨機能により、同所所属タレントが従来のアバター形式ではなく「本人の姿」でホロアース内に登場することが可能になった。対応予定タレントは順次追加するとしているが、その第1弾として6月25日に「ときのそら」の登場が決定している。

また、今回のアップデートに合わせて新ビジュアルも公開。イベントでの応援や写真撮影に対応した17種類の新エモートが追加されたほか、ときのそらとおそろいのパーカーや特製ペンライトなどの新アイテムも発売されている。

サンドボックス機能の強化も図られており、シミュレーションルームとマイルームに「カラーボックス」と「ジョイントボックス」が新たに追加された。そのほか、利便性向上の取り組みとして、ｓナビロボの表示切り替え機能、ショップでの試着時における他ユーザーの非表示機能、マーケットプレイスのランキング表示機能なども新たに追加されている。

「ホロアース」は現在、PC（Windows）からのアクセスに対応しており、モバイル対応についても検討されている。

© 2016 COVER Corp.