「位置ゲー」実はコロプラの登録商標。原点の『コロニーな生活』20周年特設サイト公開

コロプラは1日、位置情報を活用したゲームの先駆けとして位置づけるタイトル『コロニーな生活』の20周年と、創業者・馬場功淳氏による「位置ゲー」開発から22周年を迎えたことを記念した特設コンテンツを公開した。
『コロニーな生活』は2005年5月1日にサービスを開始。携帯電話のGPS機能を活用し、ユーザーの実際の移動をゲーム体験に結びつける「位置ゲー」の草分け的存在として登場した。以降、2019年に『ドラゴンクエストウォーク』をスクウェア・エニックスと共同開発するなど、同社に大きく影響している。
ちなみに「位置ゲー」はしばしば位置情報ゲームの意で用いられることもあるが、コロプラの登録商標となっているため、他社が無断で使用することができない。
今回の記念サイトでは、「ゲームで、リアルで、どこまでも行ける」というキャッチコピーのもと、位置ゲーの歴史やコロプラの思想を伝える複数のコンテンツを用意。ユーザーの行動ログに基づくデータ紹介「みんなの!位置ゲーマル秘調査」なども掲載している。
また、記念サイトには「位置ゲー」開発者・馬場功淳氏のコメントも掲載。一部抜粋すると、馬場氏は「まだスマホが『ケータイ』と呼ばれていた頃。地図は紙で見るもので、自分が今どこにいるのかなんて、知る術がありませんでした」と述べ、「『日常を、少しでも楽しくしたい』。そんな思いから始まった取り組みに共感し、これまで一緒に歩んできてくれた皆さんと、新しい価値を共有できたことを、心から嬉しく思っています」と綴っている。
20周年を迎えた『コロニーな生活』では、ゲーム内イベントとあわせて「20周年記念コロカ」の配布も決定。コロカは、全国の提携店舗で商品購入時に配布されるコレクションカードで、今回は特別デザインとなる。