『リリカルなのは』アニメ第3期が初のBS無料放送 作中の幼馴染同士でCM再録「旧知の仲」を発揮


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BS松竹東急では、4月7日(月)よりテレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」の全国無料放送を行う。本作は現在同局で放送中の「魔法少女リリカルなのはA’s」に続くシリーズ第3期にあたり、BSとしては初放送。毎週月曜夜11時30分から2話連続でオンエアされる。

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」は、2004年に放送が開始された「魔法少女リリカルなのは」シリーズの第3作目にあたる。前作「魔法少女リリカルなのはA’s」から10年後の世界を舞台に、高町なのはが19歳の魔導師のエースとなり活躍する物語が描かれる。昨年シリーズ20周年を迎えたほか、新作の製作が決定するなどシリーズ全体で盛り上がっている。

放送開始に際し、本作から登場する新キャラクター・スバル・ナカジマ役の斎藤千和と、ティアナ・ランスター役の中原麻衣からのインタビューコメントが到着。あわせて放送開始に先立ち、お二人が出演するオリジナルPR映像も制作されている。

「当時がむしゃらに演じていた、その姿勢が今につながっている」(斎藤千和)

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斎藤千和

――「魔法少女リリカルなのは」シリーズへの出演が決まった時のお気持ちや、当時の周囲の反応はいかがでしたか。

魔法少女ものということで、可愛い変身シーンやキラキラした魔法シーンを想像していたのですが、思った以上にガッツリ肉弾戦なタイプだったのでとても新鮮でしたね

――「魔法少女リリカルなのは StrikerS」で演じられたスバル・ナカジマというキャラクターについて、ご自身との共通点があれば教えてください。

当時の私自身を今の私が客観的に思い返すと、『いつも一生懸命で頑張りすぎてしまうところ』が似ているかな?と思います。やらなきゃ!やらなきゃって、多少の無理をしてでも頑張っていましたね、懐かしいです

――今も印象に残っているスバル・ナカジマのセリフやシーンはありますか。

『でぃばいぃぃぃーん、ばすたぁぁぁぁああ!』でしょうか。毎回全力で、この収録で喉が枯れてもいい!という気合いで演じていたのを思い出します。ギン姉が誘拐されたシーンは、アフレコ後にぐったりし過ぎてタクシーで帰ったような…(笑)

――ティアナ・ランスターとは幼馴染という設定ですが、当時、中原麻衣さんと何かアフレコ時に打ち合 わせたことはございますか。

麻衣ちゃんとは旧知の仲なので、多くを語らずとも呼吸が合うといいますか、全幅の信頼をよせていました。ティアが麻衣ちゃんだったことで、私も安心してスバルを演じられたと思うので、とても感謝しています

――今回再びスバル・ナカジマに声を吹き込んでいかがでしょうか。

久しぶりに演じたスバルでしたが、今回はティアナの麻衣ちゃんと一緒に収録出来たので、とても自然にあの頃の空気に戻ることが出来ました

――放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いいたします!

放送から長い年月が経っていますが、大変思い入れのある作品です。当時はピンと気を張りつつ、がむしゃらに演じていて、その姿勢が今の私にも繋がっているなと感じます。いつまで経っても色褪せない彼女たちの熱量を楽しんでいただければ幸いです

「久しぶりにアニメを見返してみて、今でも色褪せず本当に面白かった」(中原麻衣)

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中原麻衣

――「魔法少女リリカルなのは」シリーズへの出演が決まった時のお気持ちや、当時の周囲の反応はいかがでしたか。

私が出演させていただいたStrikerSは3作目だったので、もうすでに出来上がっている現場にメインで入るという緊張感がありました。それと同時に、出演者のみなさんが同年代ということの安心感と、どんな感じで新しいシリーズが出来上がっていくのかという、楽しみな部分もありました

――「魔法少女リリカルなのはStrikerS」で演じられたティアナ・ランスターというキャラクターについて、ご自身との共通点があれば教えてください。

ティアナは、強がってみせるけど、実はコンプレックスの塊みたいな女の子で、こうと決めたら融通がきかないところがあるのですが、私も決めたことは遂行したいタイプなので、そこは似ているかなと思います。あと、ティアナはスバルのような良き理解者がいて、周りの人たちに恵まれているのですが、ありがたいことにそこも似ているかなと思います

――今も印象に残っているティアナ・ランスターのセリフやシーンはありますか。

印象に残っているのは、なのはさんとの模擬戦です。ティアナを撃墜したときの冷静に怒っている感じが本当に怖かったです(笑)

――スバル・ナカジマとは幼馴染という設定ですが、当時、斎藤千和さんと何かアフレコ時に打ち合わせたことはありますか。

当時は自分の事でいっぱいだったので、何を打ち合わせしたのか具体的には覚えてないのですが、アフレコでのふたり同時のセリフのときや、取材を受けるときなど、たくさん助けてもらったと思います。今考えると、同じ事務所で同年代の千和ちゃんが相方だったからこそ、安心して全力でお芝居に打ち込めたんだと思います

――今回再びティアナ・ランスターに声を吹き込んでいかがでしょうか。

お話しをいただいたとき、ちゃんとティアナに戻れるかなって心配だったんです。でも、スバルと一緒に掛け合いで収録をさせてもらったので、千和ちゃんのスバルを聞いたら、一瞬で当時に戻りました(笑)。収録をしながら、当時の色々な事を思い出せて楽しかったです!

――放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いいたします!

今回のお話しをいただいたとき、久しぶりにアニメを見返してみたのですが、可愛い中にある重厚な物語や、葛藤、人間模様…今でも色褪せず本当に面白く見させていただきました。当時から見てくださっていた方も、初めて見てくださる方も、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!

テレビアニメ「魔法少女リリカルなのは」作品情報

4月7日(月)スタート 毎週(月)よる11時30分~深夜0時30分 ※2話連続放送

【あらすじ】
突然の空港火災。巻き込まれてしまった小さな少女は、炎の中でただ、涙することしかできなかった。しかし、痛みと苦しみに瞳を閉じかけたその時。炎を貫いて現れたのは、自分よりもほんのいくらか年上なだけの、ひとりの少女だった。管理局の魔導師。炎も、障害も、すべてを貫いて自分を助け出してくれた年上の少女の姿に、小さな少女はまた涙した。それは悲しみや痛みの涙ではなく無力な自分と、痛みと苦しみを前に、なにもできない自分の弱さへの涙だった。小さな少女は心に決めた。「強くなる」ことを。4年の時が過ぎ、小さな少女の手足と背丈は、あの時出会った年上の少女と同じくらいには伸びていた。小さな少女はいくらか前、あの時自分を助けてくれた年上の少女の名前を知った。「高町なのは」それは、管理局航空部隊のエースオブエース。雲の彼方、空の向こうよりまだ遠い、星のような存在だった。しかし、小さな少女はもう決めていた。空を飛ぶことができなくても、星にたどり着くことができなくとも。自分の足で大地に立って自分の腕で、空に向かって、星に向かって手を伸ばすこと。小さな少女は、空を見上げる。スバル・ナカジマ、15歳。憧れに向かって、前に進むために。

高町なのは:田村ゆかり
フェイト・テスタロッサ:水樹奈々
スバル・ナカジマ:斎藤千和
ティアナ・ランスター:中原麻衣
エリオ・モンディアル:井上麻里奈
キャロ・ル・ルシエ:高橋美佳子
シグナム:清水香里
ヴィータ:真田アサミ
シャマル:柚木涼香
ザフィーラ:一条和矢
リインフォースⅡ:ゆかな
ギンガ・ナカジマ:木川絵理子
ゲンヤ・ナカジマ:大川 透
ゼスト:相沢正輝
ルーテシア:桑谷夏子
ジェイル・スカリエッティ:成田 剣
ヴィヴィオ:水橋かおり

ⓒなのはStrikerS PROJECT

著者 編集部 アニメ情報担当