ついにLINEが“スマホ2台持ち”に対応 Android向け「サブ端末」登場…ただし制限は多め

LINEヤフーが運営するメッセージングサービス「LINE」において、Android端末を「サブ端末」として利用できる機能が提供されていることが明らかになり、注目を集めている。
公式からのお知らせは話題になった時点では特段行われていなかったが、公式ヘルプには17日更新で「Android端末をサブ端末として利用する」とのページが追加されている。それによると、「サブ端末」機能はLINEアカウントを登録した「メイン端末」とは別のデバイスで同じアカウントを利用できる機能だという。
これにより同じLINEアカウントを2つのスマートフォンで利用できるように。これまで可能だったPC、iPadとあわせると、同時にログイン可能なサブ端末の上限は3台となる。LINEアプリのバージョン15.3.0以降で利用可能となるとのこと。
使い方としては、対象のバージョンと端末にLINEアプリをインストールし、ログイン時に「サブ端末」を選択することで使用可能となる。「例えば外出先ではスマートフォンでLINEを利用し、自宅では『サブ端末』として登録したタブレットでLINEを利用するといったことが可能」になると説明している。
しかし、このサブ端末は現状、かなりの制限が設けられている。そもそもAndroid端末のみでiPhoneには現時点で非対応。そして機能面では「LINEアカウントの引き継ぎ、年齢確認、トーク履歴のバックアップ、スタンプなどの有償アイテムの購入、テーマの設定」は行えないとされている。
制限は設けられてはいるものの、複数台のスマートフォンを常用するユーザーなどにとっては大きなメリットかもしれない。