劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』独占見放題解禁 日本アカデミー賞優秀アニメ作品賞でイラストも


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2024年10月25日(金)に公開された劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』が、先日授賞式が執り行われた第48回日本アカデミー賞において、優秀アニメーション作品賞受賞を獲得。これに合わせて、本作の監督を務めた櫻木優平がプロジェクト解禁時に考案した特別イメージラフが公開となっている。さらに、受賞を祝して櫻木監督のコメントも到着した。

公開された特別イメージラフは三津東高校ボート部の仲間たちが、澄み渡る青空の下でオールやボートを手に浜辺を歩く中、悦子は膝を抱え、爽やかな笑顔でこちらを見つめる、可愛らしさとエモーショナルな雰囲気が相まった一枚となっている。

また櫻木監督は、「企画・制作ともにかなりチャレンジングな作品だったので、このように評価をいただけたことが本当に嬉しいです。携わっていただいた皆様、また応援していただいた皆様には心から感謝を申し上げます。自分自身とても良い映画を作ることが出来たと思っておりますので、これからもより多くの方々に観ていただけますと幸いです。」と、コメントを寄せた。

また、3月26日(水)からはフジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』の独占見放題配信が始まる。

『がんばっていきまっしょい』は、1995年に「第4回坊っちゃん文学賞」の大賞を受賞した敷村良子の同名小説をもとに、2024年に劇場アニメ化された作品。愛媛県松山市の高校を舞台に、ボート部に所属する女子高校生たちの成長を描いている。原作は、作者自身が在籍していた愛媛県立松山東高等学校のボート部をモデルにしており、過去には映画やドラマとして実写化され、大ヒットを記録した青春小説の傑作として知られる。第48回 日本アカデミー賞において「優秀アニメーション作品賞」を受賞。

タイトルの「がんばっていきまっしょい」は、原作の著者、敷村良子の母校である愛媛県立松山東高等学校で、集団走をする生徒たちが、互いを鼓舞する為の“気合い入れ”として1965年頃から生まれた掛け声。運動会、体育の授業や部活動でのランニング時など、愛媛県立松山東高等学校伝統の掛け声として親しまれているという。

『がんばっていきまっしょい』作品情報

あきらめない。みんなとなら言える。
学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり醒めた表情だ。才能もないのに頑張ったって仕方ない……そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々、初の大会に出場することに。試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになる――!

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公開日:2024年10月25日(金)全国公開
原作:敷村良子 「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)(松山市主催第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞作品)
監督:櫻木優平
脚本:櫻木優平 大知慶一郎
キャラクターデザイン:西田 亜沙子
CGディレクター:川崎 司
色彩設計:田中美穂
美術監督:平良晴佳
撮影監督:権田光一
アニメーションプロデューサー:佐久間周平
アニメーション制作:萌 / レイルズ
音楽:林イグネル小百合
主題歌:僕が見たかった青空「空色の水しぶき」(avex trax)
協力:松山市
製作幹事:松竹
製作:がんばっていきまっしょい製作委員会
(松竹/VAP/テレビ東京/WOWOW/愛媛新聞/南海放送/テレビ愛媛/あいテレビ/愛媛朝日テレビ/エフエム愛媛)

©がんばっていきまっしょい製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当