『ダンまち』アニメ第5期がついに放送完結…松岡禎丞、水瀬いのりら語った注目シーンとは


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TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ』が先日のオンエアをもって最終回を迎えた。約数ヶ月の放送延期を経て展開された「豊穣の女神篇」について、先日3月6日(木)に本作の完成記念特番がABEMAにて独占無料放送が行われた。

番組には、松岡禎丞さん(ベル・クラネル役)、水瀬いのりさん(ヘスティア役)、早見沙織さん(リュー・リオン役)、小柳良寛さん(オッタル役)、島﨑信長さん(ヘディン・セルランド役)らキャスト陣が集結。第5期がついに完結したということで、最終話を終えての心境やアフレコの裏話が語られた。

キャスト陣が振り返る『ダンまちⅤ』の魅力は?注目の14話を振り返り

シルとのデートから始まり、シルの本当の姿、そしてフレイヤ・ファミリアとの派閥大戦(ウォーゲーム)と怒涛の展開を見せた第5期。派閥大戦(ウォーゲーム)冒頭からのオッタルVSベル、そしてリューの覚醒など、激闘の数々を振り返るなかで、激闘のほか、ヘスティア・ファミリアにフレイヤ・ファミリア、それぞれのファミリアの絆の形が描かれたことも印象的だった今作。

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第14話での、ヘディンがオッタルへフレイヤが本当に望んでいたことを語るシーンでは、フレイヤを守るために戦い続けるオッタルと、フレイヤを本当の意味で“救済”するべくファミリアを裏切ったヘディンという、フレイヤへの愛は同じでも対峙することになってしまった2人に、小柳さんが「信長さんのあのセリフを受けてちょっと泣きそうになりました」と告白。

「フレイヤ様を守るのは自分しかいない。自分が倒れたら終わってしまうって、振り絞って戦う感じで演じていたので…」「いかんいかんって気持ちをグッと抑えましたが、持っていかれそうになりました」とアフレコを振り返り、「14話をみるとフレイヤ・ファミリアって本当にいいファミリアだなって思います」としみじみと語る小柳さんに、島﨑さんも「この2人(オッタルとヘディン)は、最後までぶれなかったですもんね。立ち位置は違うけど、同じ人を思って最後まで戦場に立ち続けたんです」と返し、フレイヤ・ファミリアへの愛を語っていく。

ヘスティアの絆が印象的だったシーンを回想

また、松岡さんも感情が昂ったシーンを披露。ヘスティア・ファミリアの絆が表れた、ヘスティアによるベルのステイタス更新のシーンをあげ「第1期の“怪物祭(モンスターフィリア)VS.シルバーバック”で『さぁ行こう』っていうシーンを思い出して、泣きそうになりました」とこれまでの歴史の長さを実感し、感動したことを明かした。

続けて、水瀬さんが「久々に背中を押せたっていうのは嬉しかったですね。ステイタス更新は背中を見ながらすることなので、背中を押す時が本当の神様になれる気がしていて。きっとヘスティアにはベルくんが今どういう顔をしてるかわかってるんだろうなってエモさがありました」と返すと、「神様じゃないですか~!」と茶化した松岡さん。水瀬さんもドヤ顔で「はい、神です」と返し、キャスト2人の長い関係性も見せつけられた。

最後に、鬼の形相で睨むヘディンの圧に負け、シルへ恥ずかしいセリフを言わされることになるベルですが、そんなベルの恥ずかしいセリフに対し「及第点だ。バカ弟子」とセリフを放ったヘディンに、島﨑さんは「話の最後に『バカ弟子が』っていう師匠って、これ憧れのセリフだなって…!憧れのセリフを言わせてもらった!ついに僕も言う側になったんだなって思いました」と興奮気味にコメント。最後はアットホームな雰囲気で、“ダンまち”らしく終わった第5期の物語に、松岡さんは「いや本当に、綺麗におわったな…」と呟き、笑いを誘った。

<>最後に視聴者へメッセージを送った一同。

松岡さん「ダンまちⅤ、最後までご覧いただきありがとうございました。収録もすごく熱量があって、スタッフの皆さんの力のおかげで、皆さんに面白いものが提供できたと思ってます」「多分“ダンまちVI”、その前にOVAあるでしょう?」「ダンまちはこれからも終わりませんので!ゲームも含めて楽しんでもらえたらと思います」「先生、いつまでも待ってますよ~!」

と期待のコメントを寄せ、大盛り上がりのなか番組を締めくくった。『ダンまちⅤ 豊穣の女神篇』は「ABEMA」で全話配信中。

著者 編集部 アニメ情報担当