『ガンダム』ジークアクス、劇場先行上映がさらなる伸長の予感 終盤間際に貴重資料が入プレに…“初期構想プロット”など収録


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『ガンダム』シリーズの最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』の劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の興行収入が発表された。公式発表よると、1月17日の公開から3月9日までの52日間で、興収は30.5億円、観客動員数は185.4万人を記録した。

この数値は興収23億円を超えていた1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を超えるもので、ガンダムの劇場版シリーズの歴代興収で2位に浮上。TVシリーズの先行上映ながらも、2024年に公開されシリーズ最高裁記録を更新したばかりである『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の53.8億円にも迫る規模となっている。

さらに、15日からは入場者プレゼント第8弾の配布が決定し、「ANNO SCENARIO & DESIGN WORKS 2」と題した冊子であることが明らかに。この特典は脚本を務めた庵野秀明氏による初期構想プロットや脚本の一部に加え、主要デザイナー・スタッフによる設定原案資料を収めたA4判・24ページの貴重なものに。

https://twitter.com/G_GQuuuuuuX/status/1899022424781234547

https://twitter.com/G_GQuuuuuuX/status/1898255185979564165

興行収入が順調に推移する中、TVシリーズの放送が4月から始まるを前にさらなる動員増加が期待される。テレビ放送は日本テレビ系列にて「4月8日より毎週火曜24時29分から日テレ系30局ネット」で、配信はPrime Videoで4月9日午前1時から国内最速展開されることがそれぞれ決定している。

本作はガンダムシリーズの新作として昨年12月に詳細が発表。シリーズ制作のサンライズと「エヴァンゲリオン」シリーズで知られるスタジオカラーとの共同制作として注目を集めており、監督には『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の鶴巻和哉氏、シリーズ構成に榎戸洋司氏、メカニカルデザインに山下いくと氏、脚本に庵野秀明氏を含む豪華スタッフ陣が集結。

制作 スタジオカラー/サンライズ
原作 矢立 肇/富野由悠
監督 鶴巻和哉
脚本 榎戸洋司/庵野秀明
配給 東宝/バンダイナムコフィルムワークス
製作 バンダイナムコフィルムワークス

©創通・サンライズ

著者 編集部 アニメ情報担当