【YAIBA】再アニメ化、初回はどうだった?「舞台は現代に」「今回は最後まで描く」制作陣&青山先生から裏話連発


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青山剛昌先生の漫画『YAIBA』を原作とする完全アニメ化『真・侍伝 YAIBA』が昨日4月5日(土)より読売テレビ、日本テレビ系全国ネットでの放送が始まった。完全アニメ化として「どんな作風なのか?」と初回に注目が集まったが、去る3月1日には先行上映が開催され、制作陣による裏話が届けられていた。ここでは改めてチェックしておきたい裏話を紹介したい。

本作第1話を世界最速で見られた上映会には蓮井隆弘(監督)、⻲田祥倫(キャラクターデザイン/総作画監督)、高山みなみ(鉄 刃役)、石見舞菜香(峰さやか役)、細谷佳正(鬼丸猛役)らが集結。本編のこだわりについて訊かれた蓮井監督は「約30年前の原作を今アニメにさせていただくということで、馴染んでもらうためにまずやったこととして舞台を現代にさせてもらってます。見たことある建物とかが結構出てきたり、そういうところで身近に感じていただきたいなというのがあり、それが一番こだわっている部分です」とコメントした。

「最初の『コナン』のアニメ化は私が描きました」青山先生が「YAIBA」で一番思い出深いエピソード

続けて亀田氏は「色に関しては自分の好きな色を色彩設計の方に塗ってもらっていて、青山先生の原作のカラーページを見ながら色の再現や、影色があまり暗くなりすぎないようになど意識しています。特に90年代を意識しているわけではないのですが、見やすい画面作りやキャッチーさが大事な作品だと思っているので、様々なバランスを考えた結果、彩度高めの鮮やかな作品になっているような気がします」と、それぞれのこだわりを明かしていた。

イベントでは原作者・青山剛昌先生からのビデオメッセージも上映。1993年放送のアニメ『剣勇伝説YAIBA』を振り返り「当時の『剣勇伝説YAIBA』最終回の中で、テレビのブラウン管に『名探偵コナン』が映るというシーンがありますが、その原画は私が描きました。『剣勇伝説YAIBA』が終わるときアニメスタッフに挨拶へ行ったら、ここだけ描いてください、とお願いされて、(江戸川)コナンと(毛利)蘭を描きました」と驚きの裏話も明かされていた。

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峰さやかの「バーカ」は青山先生から直アドバイス。アフレコを回想

そして、先日放送された本作第1話については、アフレコトークも。アフレコ現場では、高山、石見、細谷へ直接アドバイスをしていたという青山氏は「上手かったですし、あとはとにかくアニメの画も良くて。よかった思い出しかないですね」と絶賛。最後に「前回はかぐや編までアニメ化されましたが、今回は「YAIBA」の物語を最後まで描いてもらいたいと思います。蓮井監督、亀田さん、高山さん、石見さん、細谷さん、頑張りましょう!「YAIBA」を知っている人も知らない人も、観てやってください。応援よろしくです!」と力強いメッセージを会場へ送った。

これを受けて、高山さんは「1話のアフレコなのでやっぱりみんな緊張するんですけど、青山先生に見てもらったことで落ち着きました」と振り返り、約30年ぶりに刃を演じることへの心境を訊かれると「正直、本当にゼロからのスタートで全く違うんですよね。なので、もう一度ゼロに戻して白紙の状態で原作を読み直して、そこから始めたので本当に新番組をやっている気持ちです」とコメントした。

そして青山氏から、第1話の峰さやかのセリフ「バーカ」についてアドバイスを受けていたという石見さんは「さやかちゃんはしっかり者とかツッコミ担当のイメージが強いキャラクターで、私もそういうイメージを持って現場にいたんですけど、やっぱりヒロインらしい可愛らしいところを大切に演じていくのが大事なんだというのを、青山先生や現場の皆さんから教えていただいて。そこから可愛いシーンも大事に、そこまで可愛くやっていいんだと思えたぐらい幅が広がった1話の収録でしたね」と明かす。

その話を受けて細谷さんは「石見さんの「バーカ」っていうセリフ、いろんな試行錯誤しながらリテイクをしていて、これが”可愛い”ってことだぞ、という”可愛い”についての一つの結論を石見さんが定義したという思い出でしたね」と振り返った。

著者 編集部 アニメ情報担当