アニメ『チ。』最終話間近に新キャスト、第23話「同じ時代を作った仲間」先行カット解禁
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2024年10月からNHK総合にて放送中の新作TVアニメ「チ。 ―地球の運動について―」について、今週末3月1日(土)よりオンエア予定の第23話の先行カットとあらすじが新たに解禁となった。
さらに、新キャスト情報として、23話から登場するパン屋の青年、アルベルト・ブルゼフスキ役は石毛翔弥が演じることが明らかに。石毛は原作について「物語で起こる出来事、そして時代的にも、決して経験できるようなものではないのに、何故かそれがとても身近に感じられ、不思議な感覚に陥りました。」と話し、アルベルト役を演じ「この『チ。』という壮大な作品、物語に、キャストの1人として参加させていただけた事、とても嬉しく思っています。」と喜びのコメントを寄せる。
第23話先行カット・あらすじ
第23話「同じ時代を作った仲間」あらすじと場面カット解禁!
「君らは歴史の登場人物じゃない」――アントニの言葉はノヴァクにとってあまりにも非情なものだった。妄執に囚われたノヴァクはアントニに反旗を翻し、教会に火をつけて全てを葬ろうとするが、ドゥラカの反撃に遭ってしまう。ノヴァクの安否が不明なまま、教会は火の海に包まれていく。
一方、瀕死の重傷を負いながらも逃げてきたドゥラカだったが――。
追加キャストコメント
■原作・台本を読んだ時の感想
物語で起こる出来事、そして時代的にも、決して経験できるようなものではないのに、何故かそれがとても身近に感じられ、不思議な感覚に陥りました。
僕自身不勉強なことも多く、知らない事ばかりではありますが、登場人物の行動や感情に共感しながら読ませていただきました。
■アルベルトというキャラクターについて
登場時の青年アルベルトは、幼少期にあった出来事が原因でとにかく諦観の強い人物です。
自分の本来持っていた思考、好奇心、探求心、興味などに蓋をし、何かを知るということは害悪だと思っています。ただその中でも、自分の価値観に沿って選択ができる。
そんな人物だと思っています。
■ファンに向けて一言
この『チ。』という壮大な作品、物語に、キャストの1人として参加させていただけた事、とても嬉しく思っています。
この物語の行く末を最後までどうか見届けて下さい。
『チ。』作品情報
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは―
神童ラファウを坂本真綾、異端審問官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨、代闘士オクジ―を小西克幸、修道士バデーニを中村悠一、天文研究助手ヨレンタを仁見紗綾が演じる。監督は清水健一、シリーズ構成は入江信吾、キャラクターデザインは筱雅律、音楽は牛尾憲輔、音響監督は小泉紀介が務める!
若き天才作家魚豊(うおと)の原作マンガのTVアニメは声優陣だけではなく、スタッフ陣も豪華な面々が揃った!オープニング曲・主題歌をサカナクション、エンディング曲をヨルシカが担当する。
【出演】中村悠一、津田健次郎、仁見紗綾、間島淳司、下妻由幸、三上哲、上田燿司、阪口周平、こばたけまさふみ、上別府仁資、吉岡琳吾、伊原正明、越後屋コースケ
©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会