不参加相次ぎ中止した「E3」運営団体が業界向けイベントを新設 任天堂、ソニーなどが参加


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米国のゲーム業界団体・エンターテインメントソフトウェア協会(ESA)は、かつてのE3に代わる新たな業界イベント「interactive innovation conference(iicon)」を2026年に開催すると発表している。

E3(Electronic Entertainment Expo)は、1995年から米国で開催されていた世界最大規模のゲーム見本市。日本の東京ゲームショウ、ドイツのgamescomとともに世界3大ゲームショウとして知られていたが、任天堂やソニー、セガ、Microsoftなどが相次ぎ不参加する状況等を受け、2023年に開催を中止。以降の開催も断念した。

この度開催が決定しているiiconは対象者がゲームプレイヤーからゲーム開発者やパブリッシャーへと変化しているものの、事実上中止したE3の後継として捉えられている。

「Our changemakers」として掲出されている参加企業
「Our changemakers」として掲出されている参加企業

公式発表によると、初回となるiiconは4月27日から30日までの4日間、ラスベガスでの実施を予定。従来のE3がロサンゼルスコンベンションセンターで6月頃に開催されていため、開催地は異なる。そして公式サイトにはこれまでのE3の常連企業に加え、近年参加を見送っていた企業なども参加企業として名を連ねている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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