三才ブックス、有害図書に関する記事を無料公開 制度の是正求む

三才ブックス、有害図書に関する記事を無料公開 制度の是正求む

書籍を制作販売する三才ブックスは8月24日、ラジオライフ10月号を発売し、同社の書籍が有害図書となったことを受け是正を求める記事の無料ダウンロードが行われていた。

鳥取で有害図書→Amazon販売禁止

話題となったのは「ゲームライフ」や「ラジオライフ」でお馴染みの雑誌を手掛ける三才ブックスの以下の発表。

▶「ラジオライフ」2022年10月号の有害図書に関する記事

まとめると、鳥取県の条例改正により、鳥取県で有害図書に指定された場合、Amazonで販売停止になることが発覚した。鳥取県で本を販売することが、もはやリスクといえる事態であると危惧。

実際に、三才ブックスが発行する『アリエナイ医学事典』『アリエナイ工作事典』『裏グッズカタログ2022』の3冊が2022年3月、Amazonから突然販売禁止になり、Amazonに問い合わせたところ「鳥取県の有害図書に指定されたから」との回答があったという。

PDFを無料公開

中身のない有害図書に関する鳥取県の議事録などが見つかったとし、業界内外への理解そして制度の是正を多くの人に判断してもらいたいとして同社はラジオライフ10月号の企画記事「鳥取県に有害図書指定の理由を聞いてみた」をPDFとして無料公開した。

▶「ラジオライフ」2022年10月号の有害図書に関する記事

記事内ではAmazonでの販売停止という事態が起こってしまったことによる、鳥取県の行動を紹介し、問い合わせ内容を説明。「質問状などを送っても、これまでの判例などを見ても有害図書指定の決定が覆らないことは分かっていた。惰性で有害図書に指定していると思われるのは鳥取県だけではないため、こうした行動を起こすに至った」とのこと。

また、ラジオライフ編集部が編集した本を有害図書に指定した場合じっくりと問い合わせると同時に、各県の青少年担当に、しっかりと議事録を残しておいてほしいと呼びかけている。

これらの問題は一番規模の小さい都道府県自治体の一判断がAmazon含め日本中での書籍販売へ影響を与えることを意味する。より多くの人に知ってもらうとともに、「有害図書の指定プロセスの透明化」を考えてもらいたい。

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