PS5本体が世界中で値上げ 年末商戦への影響は

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ソニーインタラクティブエンタテインメント(以降「SIE」)は25日、コンシューマーゲーム機の主力商品「PS5」が5,500の値上げを行うことを発表した。

日本においては、2022年9月15日(木)より通常版が54,978円から60,478円、デジタル・エディションが43,978円から49,478円と、それぞれ5,500円の値上げ。(全て税込価格)

そのほか、中国・カナダ・イギリス・オーストラリア・メキシコなどでも同様の値上げが行われる。

値上げの理由についてSIEは「半導体不足よるパーツの価格高騰」や「世界中で発生している物価上昇」などが起因したとしており、日本市場においては急速な円安も理由の一つであると考えられる。

転売対策などで多くの問題を生んでいるPS5だが、あと4ヶ月でゲーム機の需要が一年で一番多くなる「クリスマス商戦」「年末年始商戦」を迎える。

加えて、来年初頭には新型VR機器PlayStation VR 2の投入も決定しており、クリスマス商戦・年末商戦と合わせてより一層「PS5本体」の重要性が増している。

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