Xにメール機能が搭載?マスク氏が新サービス「X Mail」の開発を改めて示唆


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実業家のイーロン・マスク氏の投稿を契機に、ソーシャルメディアのXがGmailに対抗する電子メールサービスの開発を検討していることが示唆され、海外ユーザーの間で「X Mail」の仮称で注目を集めている。

X上では「Xが独自の電子メールサービスを開始する予定」とのポストが拡散されたことをきっかけに、可能性を探る議論やポストが続いており、マスク氏は一部投稿に対して「ToDoリストに入っている」などと短い返信を行っていた。

また、生成AI「Grok」を開発するマスク氏の関連企業xAI社の関係者とみられるユーザーからは、従来の電子メールにある複雑さを排除したサービスがほしいとの要望に対して「まさにそれが私たちがやろうとしていること」と返信。シンプルで直感的なウェブメールの構築を目指していることが明らかになった。

具体的にマスク氏やその関係の議論では、LINEやWhatsApp、Telegramのようなダイレクトメッセージのアプリを意識した、受信トレイを構想していることが示唆されていた。メッセージのスレッド化や複雑な書式設定を排除したいとの要望も見られた。現時点では、本サービスの具体的な詳細や提供開始時期は不明だが、現行の有料サブスクリプションプランの一機能として提供される可能性は高い。

ちなみに、マスク氏がメールサービスを提供する可能性については今年2月より示唆されていた。Gmailを巡る不必要なデマが蔓延っていた際、X関係者が「XMailは作るときは?」とポストすると、イーロン・マスク氏は「It’s coming(もうすぐ)」と簡潔に返信。マスク氏の発言の真意は不明なものの、同氏は以前よりXにおける「スーパーアプリ化」構想を言及しており、コミュニケーションやエンタメ、決済までを統合したプラットフォームを模索している。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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