0歳児からの「ポケモン」絵本、13万部突破の第2弾は「ゲンガー」指運動の発達を助ける仕掛けも
小学館は13日、ポケットモンスターシリーズ公式ベビーブランド「モンポケ」より絵本シリーズ第2弾『あちこちげんがー』を発売した。13万部を突破する第1弾のピカチュウに続き、ゲンガーが登場する。
モンポケとは、新世代の父母に向けたポケモン公式ベビーブランドとして「はじめまして、をあつめよう。」をテーマに据える。本書は、東京大学の開一夫教授が監修した0歳からの知育絵本で、カラフルな箱の中からゲンガーが登場する仕掛け絵本となっている。絵本には指で動かせる仕掛けが各所に配置されており、上下左右に動かすことでポケモンたちとのかくれんぼを楽しめる。
開教授は、本書の特徴について、「言語に依存せず、感覚的に赤ちゃんと遊べるシンプルさが大きな特徴」と説明。最終ページには星が瞬く仕掛けも用意されている。
0歳からのモンポケえほん『あちこちげんがー』
作:ひらき かずお
定価:1,540円(税込)
体裁:B24取/8ページ
発売日:2024年12月13日
発売:小学館
「言語にたよらず、感覚的に赤ちゃんと遊べるシンプルさがこの本の大きなポイント。仕掛けの規則性もわかりやすく、指を動かしながら楽しめる絵本に仕上がっています。ちなみに、積み木を積んだり、ボタンを押したり、小さなものをつまんだりといった指を使った運動は「微細運動」といい、乳幼児の発達過程においては比較的後半にあらわれると言われています。『あちこちげんがー』では、まさに指をフルに使って遊ぶための工夫がもりだくさん。遊びながら、細かな指の運動のトレーニングになってくれるでしょう。(開 一夫教授)」