なぜ?10年以上前のGTA5が配信界で大流行…今年最も“視聴された”ゲームに「まだこんなに遊ばれてるのすごい」
配信プラットフォーム「Twitch」は11日、今年1年間の配信データを振り返ることができる「Twitch Recap 2024」を公開。今年、最も視聴されたゲームタイトルとして「グランド・セフト・オートV」(以下、GTA5)が全世界1位に輝いた。
Recapとは、視聴者としてストリーマーとして、どのストリーマーをどれだけ視聴したのか、配信時間や日数などが確認できる、いわば1年間の総まとめデータ。結果はSNSにてシェアでき、リスナー同士やフレンドと一緒に盛り上がれる年末の恒例だ。
Twitch全体では、2024年に参入した新規ストリーマーは951万人、視聴時間は203.5億を記録。なかでも注目したいのは、最も視聴されたゲームタイトルとしてGTA5が1位になったことだ。
GTA5は2013年9月にアメリカのゲーム会社「Rockstar Games」から発売されたクライムアクションゲーム。視聴時間は全体の203.5億のうち14.61億、約14%を占めた。
来る「GTA6」を前に配信界隈での注目度上昇
その要因は、なんといっても「ストリートグラフィティ ロールプレイ」、略して「ストグラ」の大躍進であろう。
ストグラとは、釈迦や「にじさんじ」葛葉、赤見かるびなど数々の人気ストリーマーたちが、仮装都市「ロスサントス」で自分の分身となるキャラを作成し、街の住人となって生活するメタバースロールプレイング。なにも起きない日もあれば、一生の思い出に残るような出来事も起こる。
警察官として忙しく保安に携わる者もいれば、ギャングとして荒らす者、同じ場所でじっと占い屋を続ける者など、公正が際立つ様々なコンテンツで視聴者を楽しませていた。
また、Recapの「今年活躍したストリーマー」は8人ピックアップされたのが、そのうちの1人が「DetonatioN FocusMe」所属のVTuber・番田長助だ。彼は、これまで勤めていた警察官役から、ギャング組織「MOZU」のボスにキャラ変更したことが契機となり、その人気がうなぎ上りに。視聴された時間が昨年比で134 %も増加し、一躍トップストリーマーの仲間入りとなった。
発売から10年以上経っても、人気トップに君臨し、新たなスターストリーマーを誕生させている「GTA5」。
ネット上でも「何がやべえってこのGTA5 10年前のゲームってところ」「10年前のゲームなのにまだまだこんなに遊ばれてるのすごいよな」「2013年に出たやつなんだ にじGTAまで知らなくて最近出たやつだと思ってたのでびっくりした」といった驚きの声があがっている。
2025年秋に発売予定とされている新作「GTA6」の続報が待ち遠しい!