【レポート】平野綾が“15年ぶりの名曲熱唱”に「セトリえぐくないか？」中川翔子からオーイシまで総勢25組が7時間超えの超ロングライブを完走

アニメ専門チャンネル「アニマックス」主催のアニメミュージックイベント「ANIMAX MUSIX 2024 FALL」が去る11月23日（土・祝）に開催され、イベントの模様が11月30日（土）12時から12月8日（日）23時59分まで、Leminoプレミアムにて配信を開始。同イベントのレポートが到着している。

ANIMAX MUSIXは「アニメミュージックの魅力を世界へ」をコンセプトに2009年からスタートしたアニメミュージックイベント。15周年を迎えた今年、NTTドコモとの2回目の共催となる「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 FALL」は計7時間超えのロングパフォーマンスとなった。

イベントのトップバッターはMUSIXに最多出演となる南條愛乃。『グリザイア：ファントムトリガー THE ANIMATION』から「サヨナラの惑星」などを熱唱。続いて、女性ボーカリストＭＡＲｉＡとコンポーザーtokuの二人によるユニット、GARNiDELiAが登場した。”踊っちゃってみた”と名付けられたダンス動画シリーズは累計1億回再生を超える2人はTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の「BLAZING」、TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』の「ambiguous」を熱唱した。

MUSIXの目玉となるのが、コンセプトに沿って選曲が行われる企画コーナー。一回目のコーナー「声出せ!SELECTION」では、今年インドネシアで初めての海外ライブを成功させた「ASOBI同盟」が田村ゆかり feat. motsu from m.o.v.eの「You & Me」をカバーで披露。続くコラボではASOBI同盟と、YOU-TA、YUKI、KAZUKI、LIN、SHINの5人組ダンス＆ボーカルユニット、今年結成10周年を迎えたMADKIDが、Creepy Nutsの楽曲で、TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』の「Bling-Bang-Bang-Born」を熱唱した。

その後は、アニマックスが過去7回開催していた「全日本アニソングランプリ」出身のASCAと鈴木このみがステージに。2人はかつて「第5回全日本アニソングランプリ」の決勝大会で優勝の座を競い合った仲だというが、十数年の時を経て、同じ「ANIMAX MUSIX」のステージに立った。二人はASCAのデビュー曲、TVアニメ『Fate/Apocrypha』の「KOE」を、続いて、鈴木このみのデビュー曲、TVアニメ『黄昏乙女×アムネジア』の「CHOIR JAIL」と、それぞれの楽曲をコラボで届けられた。

9月のステージ出演をかけた登竜門を突破、横アリの地でパフォーマンス

今年5月、華々しくデビューし、9月に「ANIMAX MUSIX NEXTAGE」で勝ち抜き、見事、この横アリのステージに立った大渕野々花は、TVアニメ『怪異と乙女と神隠し』の「朱く染めて心臓」などを歌唱した。また、同氏は後の企画コーナーにてTVアニメ『マクロスF』シェリル・ノーム starring May’nの「射手座☆午後九時Don’t be late」をカバーし、初の横アリのステージとは思えない迫力で1万人の観客を魅了していた。

続く企画コーナーは、事前リクエストにお応えする「FAN SELECTION Part1」。ここでは先のGARNiDELiAが玉置成実の楽曲で、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』「Believe」をカバー。その後のコラボでは、自身のライブツアー真っ只中の鈴木愛奈と、『ラブライブ!スーパースター!!』より生まれたグループ・Liella!がTVアニメ『美少女戦士セーラームーン』の「ムーンライト伝説」を披露、今年デビュー10周年を迎えたTRUEと蒼井翔太が緑黄色社会の楽曲で、TVアニメ『薬屋のひとりごと』の「花になって」をカバーするなど、MUSIXでしか見られない景色が繰り広げられた。

続いて登場したのはBanG Dream!（バンドリ!）の新バンド「Ave Mujica」。TVアニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』から2曲を披露すると、Sizukが加わったカバーでは、ALI PROJECTの「暗黒天国」（TVアニメ『かみちゃまかりん』）をコラボ披露し、パワーボーカル二人の圧巻のステージとなった。

その後はASCAが「明日世界が終わるとしても」（TVアニメ『魔王様、リトライ!R』）、「RESISTER」（TVアニメ『ソードアート・オンラインアリシゼーション』）の自身の楽曲を続けると、企画コーナーとさて初の試みだという「キャラソンSELECTION」へ。

鈴木愛奈は「えとにゃんらん」（TVアニメ『えとたま~猫客万来~』）を、南條愛乃はキャラソンの事前リクエスト一位のTVアニメ『探偵オペラミルキィホームズ』から「ココロノエデン」（明智小衣 (CV:南條愛乃)）をそれぞれセルフカバー。

続いて今年、自身2度目の日本武道館公演を成功させた内田雄馬はTVアニメ『怪病医ラムネ』の「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」をダンサーを従えパフォーマンスし、MADKIDは「FLY」（TVアニメ『佐々木とピーちゃん』）、「Bring Back」（TVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 2』）を熱唱。メインステージから二手に分かれて客席を練り歩き、場内を大いに盛り上げた。

そして前半第一部のトリにはKOTOKOが登場。「Shooting Star」（TVアニメ『おねがい☆ティーチャー』）、「ハヤテのごとく!」（TVアニメ『ハヤテのごとく！』）、「Light My Fire」（TVアニメ『灼眼のシャナⅢ-FINAL-』）と人気アニメ作品の歴代人気曲で会場の盛り上がりはMAXとなった。