沙花叉クロヱは“卒業”じゃない?ホロライブが新たに「配信活動停止」との形態を設ける…有益ある動きなるか


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国内大手VTuberプロダクション「ホロライブ」は29日、所属タレント・沙花叶クロヱの活動終了を発表した。2021年11月29日に初配信を開始してからちょう3年が経つなかでの発表となり、インパクトは大きいものとなっているが、「配信活動停止」という表現でも話題になっている。

運営元であるカバーの発表によると、沙花叉クロヱの活動については「定常的な活動の終了」を決定したと表明。同日に実施された本人配信によれば、決断に至った背景として会社と自身との間で方向性に違いが生まれたことがあると伝えていた。

配信活動終了は原則として「卒業」一つ、両者に優劣はない。

今後の対応として、新規グッズ販売、配信活動、ライブイベント、SNSは終了する一方で、ホロライブプロダクションへの所属は継続する方針であることが明らかに。

この対応方針をめぐって、同社は「配信活動停止」という新たな形態を用意したことも話題になった。同社は公式noteにて意義などを紹介しており、これまでタレントの活動終了を意味していた「卒業」とは異なり、将来の可能性を残す柔軟な概念だと説明した。

配信活動停止は「タレントがプロダクションから離れる際の新たな門出の形」と説明。「すべての活動を終了する形は非常に強い寂しさを伴うものであった」と前置きし、「卒業」の一形態であるとしつつ、タレントとプロダクション、そしてファンの感情に配慮した施策だと強調した。

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「卒業」と「配信活動終了」に優劣はない

これまでの「卒業」という形態では、卒業タレントのコンテンツが視聴できなくなったり、グッズ販売がされなくなったりする。一部では「卒業と変わらない」との声も寄せられているが、「コンテンツを残しておく」との方針はタレント当人やファンはもちろん、カバー側も経営の観点では有用とも想定されている。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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