今年も池袋のハロウィン大盛況 過去最多16.1万人参加、自治体連携でルール徹底「安心安全なイベント」アピール


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コスプレをテーマにした大規模ハロウィンイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2024」が10月25日(金)から27日(日)までの3日間、池袋駅東口の各所にて開催された。11年目を迎えた今年の池ハロは過去最多となる16.1万人が参加した。

「池袋ハロウィンコスプレフェス(通称:池ハロ)」とは、毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加する日本最大級のハロウィンイベント。今年で11年目を迎えた今回はメイン会場の「中池袋公園」「イケ・サンパーク」を中心に東池袋中央公園、サンシャインシティなどに多くのコスプレイヤー、カメラマン、観客が集結した。

中池袋公園のようす(編集部撮影)

豊島区長も「ガンダム」キャラコスプレ、親子連れや訪日客でも賑わう

会場では撮影会やコスプレイヤー同士での交流が各種ステージイベントととも行われており賑わいを見せたほか、初日の26日にはセレモニーイベントも開催された。主催のドワンゴやアニメイト、共催のサンシャインシティから上層の関係者がコスプレ姿で登壇したほか、同じく共催の豊島区から高際みゆき区長も「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」マリュー・ラミアスのコスプレで出演。

高際区長は、「池ハロは安心・安全なイベントです。来場者とともに育て、豊島区としても誇りに思 っています」とコメントし、自治体連携で作る安心できるハロウィンの推進をアピールした。

セレモニーの様子
セレモニーの様子

初日にはこのほか約400名のコスプレイヤーがサンシャイン60通りを練り歩く「コスプレパレード」も開催。アニメイト池袋本店周辺の中池袋公園を終点に、側道にあふれるほどの観衆で盛り上がりを見せていた。メイン会場以外でも一部商業施設や周辺の飲食店は“コスプレ衣装での入店が可能”となっており、池袋の至るところでコスプレを楽しむ人々が見受けられた。

東池袋中央公園のようす(編集部撮影)
東池袋中央公園のようす(編集部撮影)

そして今年は訪日客増加が後押しし、外国人の参加者も昨年に増して目立った。会場では英語、中国語、韓国語からドイツ語まで様々な言語の会話が聞こえ、コスプレイヤーとして参加する人も多数見られた。さらに、昨年から新たな施策として豊島区民の小学生は無料になる制度も始まっており、老若男女が楽しむイベントになった。

実行委員会の担当者(ドワンゴ)は今回の盛り上がりについて「今年は親子連れや海外からの参加者が増えているほか、SNSなどの盛り上がりを見て、当日急きょご参加のお申し込みをいただく方も多く見受けられました。今後もより多くの方に楽しんでいただけるよう、安心安全なイベント作りを徹底してまいります」と話した。

著者 オタク総研編集部(地域/マガジン)
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