Cygames、世界的な競馬カップで冠レースを実施『ウマ娘』英語版のリリース念頭に知名度向上狙う


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『ウマ娘プリティーダービー』を運営するCygamesは2日、世界的に知名度ある競馬イベント「ブリーダーズカップ」とパートナーシップを締結し、冠レースを開催することを明らかにした。

同社は、ブリーダーズカップを運営するブリーダーズカップ協会(Breeders’ Cup Ltd.)と契約を結び、2024年11月2日(現地時間)に開催される大会において、「Cygames Breeders’ Cup Sprint」と名付けられた冠レースを実施する。

ブリーダーズカップは、世界中のトップクラスのサラブレッドが集結する競馬の祭典で、2024年の大会はアメリカ・カリフォルニア州デルマーで11月1日から2日にかけて開催。総額3,400万ドルを超える賞金が設定された14のG1レースが予定されている。

今回開催されるというCygamesの冠レース「Cygames Breeders’ Cup Sprint」は3歳以上の牡馬・牝馬が出場する約1200メートル(6ハロン)のダートレースで、賞金総額は200万ドルに上る。レース当日は、スターティングゲートやサドルタオルに同社のロゴが掲出されるという。

この提携について、株式会社Cygames代表取締役社長の渡邊耕一氏は「世界中の競馬ファンのみなさま、競馬関係者のみなさまが注目する「ブリーダーズカップ」とのパートナーシップを通じ、さらに多くの方々に当社のコンテンツを知っていただくきっかけになればと考えております。」と述べた。

『ウマ娘プリティーダービー』は現在、日本国内を中心にアジア圏でアプリリリースを行っているが、先日には「英語版」の配信が決定。今回のパートナーシップは英語版のプロモーションや知名度向上も兼ねたものになると想定され「英語版のサービスを控えております。世界中の競馬ファンのみなさま、競馬関係者のみなさまが注目する『ブリーダーズカップ』とのパートナーシップを通じ、さらに多くの方々に当社のコンテンツを知っていただくきっかけになればと考えております。」(前同)としている。

■「ブリーダーズカップ」開催概要
開催日程:2024年11月1日(金)〜2日(土)
会場:デルマー競馬場(アメリカ合衆国カリフォルニア州デルマー)
賞金総額:3,400万ドル

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。