一日中やめられない?ドラクエウォークの“おやすみ機能”でバッテリー悲鳴…「スクリーンタイムが20時間超え」


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9月12日に5周年を迎えた、スマートフォン向け位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』。年を重ねるごとに新たな機能が実装され、都度ファンを楽しませているが、この新機能をめぐって、コアユーザーからは不安があがっているようだ。

この度5周年で新たに追加された機能は、おやすみ機能「ゆうべはおたのしみでしたね」。就寝前にスマホを枕元に置いてセットすることで、ユーザーの睡眠の質などを測定することができる。睡眠の計測時間に応じてミニゲームが進み、報酬としてアイテムを入手できるようになる、まさに「寝ている間も冒険」できるようになった。

しかし、こ入されて2週間ちょっとの新機能が、さっそく不安の声が寄せられている。というのも、睡眠の質を測るというゲームの性質上、寝ている間もアプリを起動状態にしておかなければならいないため、バッテリーの減りがあまりにも激しいというもの。

画面自体はオフにできるものの、その程度ではあまり効果はないようで、スマホを充電しながら眠りにつかなければ、起きたときにスマホのバッテリーが切れてしまっているというケースまであるという。

実際にSNS上では〈バッテリー容量すごい減る〉〈充電しながらだとすごく熱くなってバッテリー負荷すごいんだけど〉〈起動して寝てたらアプリ落ちてた。スマホ熱くなるし、バッテリーの消耗が怖い〉といった、端末への負担を心配する声があがっている。

また、『ドラクエウォーク』というゲームはそれでなくても、とにかくユーザーにアプリを起動させ続けることを求めてくる。まず、メインのウォーク機能は言わずもがな、外出中にアプリを起動させ続けることが前提だ。

日常生活は常にDQWとともに…

アプリ3周年の時に実装された「カジノ機能」を振り返ると、獲得したカジノコインを消費するために、自宅でアプリを起動させ続ける必要がある。コインは最大で2万枚ほど貯まるのだが、これを消費しきるためには、小一時間ほどスロットをやり続けなければならない。

しかもコインは外を歩くとすぐに貯まるため、外を歩いたら、自宅に帰ってカジノでコインを消費する……という流れを繰り返すことになる。

そこに今回、おやすみ機能が加わったため、ドラクエウォークは、外出中でも、自宅でも、寝ていてもアプリの起動を求められることに。これにはユーザーから〈睡眠計測が始まってから、スマホのスクリーンタイムが20時間超えてる〉〈放置ゲーみたいにできないかな。バッテリー消費半端ない〉との要望も上がっていた。

ちなみに、「ゆうべはおたのしみでしたね」と同じようなゲーム性のアプリ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」では9月24日より、スマートウォッチと連携させることで、デバイスで計測した睡眠データをゲームに取り込むことが可能になった。

ドラクエウォークで「この連携ができれば」とは言わないまでも、類似タイトルのようにバックグラウンド処理の最適化などが求められている。果たしてどうなっていくのだろうか、とても魅力的で面白い機能だけに改善など期待したいところ。

著者 神山勝丸
ドラゴンボールとドラクエ、鳥山明を愛する30代。好きなアニメはサザエさん。

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