「ゆるキャン」作者による漫画『mono』TVアニメ化、新情報を舞台・甲府中継交えて発表 スタッフの熱量に期待感
『ゆるキャン△』などで知られる漫画家“あfろ”氏によるマンガ作品『mono』について、本作のTVアニメ化に関する最新情報が発表。9月16日開催の「Aniplex Online Fest 2024」にて行われた同作ステージにて、2025年内の放送が決定し、主人公・雨宮さつきのキャラクタービジュアル&ボイス解禁PV、キャスト情報も公表された。
『mono』は芳文社刊「まんがタイムきららキャラット(まんがタイムきららミラクから移籍)」にて連載中のあfろ氏によるマンガ作品として、写真部と映像研究部が合体した「シネフォト部」に所属する女子高生たちを描く。アニメでは原作同様、山梨県甲府市を舞台に、360°パノラマカメラでの撮影や疑似ドローンなどの様々な技法を用いて景色や彼女たちの日常を切り取っていく。
この日行われたAOFのステージ。はじめにスクリーン上には、本作の舞台である山梨県の甲府盆地の街並みを映したライブカメラが映し出されます。豊かな自然と美しい景観に続き、主人公・雨宮さつきのキャラクターPVが初解禁。映像ではアニメの放送情報とともに雨宮さつき役を三川華月さんが演じることが発表され、ステージに三川さんが360度カメラを片手に登壇した。
作品やキャラクターについてのトーク後、ステージにはVRゴーグル、スケボー、山梨ワインなど作中に登場するさまざまな“モノ”が登場。トークを繰り広げる中、後ろのスクリーンに映し出されていた甲府盆地のライブカメラに何やら人影が。よく見てみると、カメラに向かって作品タイトルボードを掲げる制作スタッフだと判明し、画面を通して三川さんも笑顔でリアクション。
ステージのためにわざわざ甲府へ足を運ぶほどの、スタッフの意気込みが感じられる一幕が繰り広げられた。三川さんからはコメントも寄せられ、「オーディションの段階からすごく楽しかったので、これからも楽しいことがいっぱい起きるぞ〜って今からワクワクしています。さつきちゃんを演じるにあたって、とにかく素直にありのままで、すべてのものに対して新鮮でキラキラした気持ちを忘れずに私自身生きていこうと思っています。これからよろしくお願いいたします‼︎ よーし、やるぞーっ」と意気込んだ。
『mono』作品情報
高校の写真部員・雨宮さつきは大好きな部長の卒業により意気消沈していたが、
親友でもう1人の部員の霧山アンからの激励により、再び部活動を頑張る決心をする。
しかし、さつきが意気込んでオークションで購入した360°カメラが届かない。
アンが出品者を調べると学校のすぐ傍に住んでいるらしい……。
さつきとアンが出品者の住所を訪れるとそこには駄菓子屋が。
2人はそこで漫画家の秋山春乃と出会い、「マンガのモデルになって欲しい」という依頼を受ける。
元映画研究部の敷島桜子を加え写真部と合併した「シネフォト研究部」は、春乃の取材に協力することになるが……?
原作:あfろ(芳文社 『まんがタイムきららキャラット』)
監督:愛敬亮太
キャラクターデザイン:宮原拓也
シリーズ構成:米内山陽子
アニメーション制作:ソワネ
Ⓒあfろ/芳文社・アニプレックス・ソワネ