悟空が新たなスーパーサイヤ人に? 『ドラゴンボールDAIMA』は“GT”とも“超”とも違う世界線なのか…予告映像から考察できるポイント
9月4日、鳥山明先生が原作、ストーリー、キャラクターデザインを手がけた完全新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』の最新情報が一気に解禁された。予告映像などから、このシリーズについてとある考察が広がっている。
『DAIMA』は2024年10月11日(金)より放送スタート。これまで『ドラゴンボール改』や『ドラゴンボール超』などが放送されていた、フジテレビのアニメ枠「日曜朝9時」ではなく、局が新設するアニメ枠「金曜23時40分~」の枠で放送される。
物語は、“ある陰謀“により小さくなってしまった孫悟空(ミニ)と界王神(ミニ)、そして新キャラクターのグロリオ、パンジが大魔界で冒険を繰り広げるストーリーだ。
今回新たに解禁された映像では、第1弾では仮面とマントを被っていた新キャラクター・パンジの素顔が描かれ、さらに界王神に似た悪そうな顔の謎の人物、ミステリアスな笑みを浮かべて座る女性らしき人物などが登場。メインキャラの詳細がだんだんと明らかになってきた。
予告映像でチェックしたいポイント
そんな中で気になるのが、孫悟空やベジータ、ピッコロ、18号、クリリン、ミスターサタンなどおなじみのメンバーの新ビジュアルが解禁されている中で、ビルスとウイスの姿が見当たらないことだ。
『ドラゴンボール超』以降、すっかりレギュラーキャラの仲間入りを果たし、映画にもゲームにも引っ張りだこのビルスとウイスが、これまでの予告映像などに一切登場していない。そのため、『DAIMA』と『超』では、“世界線”が違うのではないかとウワサされている。
原作の『ドラゴンボール』の魔人ブウとの戦いの後の世界を描いた作品に、『ドラゴンボールGT』と『ドラゴンボール超』があるのだが、この2作品も設定の違いなどから、おそらく世界線が違っているとされている。『DAIMA』もまた、魔人ブウ戦の後の世界を描いた“3つ目の作品”になる可能性がある。
だがドラゴンボールの世界はそもそも、原作漫画の中でもタイムマシーンが登場し、本編とは違う、悟空やベジータが死んでしまった世界線が登場する。“異なる世界線”があるという設定は、原作の時点でも存在しているのだ。
そうなってくると、注目なのが悟空の新たな変身形態。『GT』では、原作の最強形態・スーパーサイヤ人3を超える存在として「スーパーサイヤ人4」が登場し、『超』では「スーパーサイヤ人ゴッド」という形態が登場した。
『DAIMA』では、強敵に立ち向かうために悟空がどんな新たな強さを手に入れてくれるのか。これからの展開に注目だ。
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