『しかのこ』200位以上↑『逃げ若』初登場、注目度急上昇の新作アニメは?視聴者ptランキング【7月第2週】


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エンタメマーケティングを行うGEM Partnersは17日、動画配信サービスでのエンタメコンテンツの視聴動向を分析した「視聴者数ptランキング」の最新版として、2024年7月第2週(7月8日~2024年7月14日)の結果を公表した。

本ランキングではアニメ、ドラマ、映画などのジャンル、新旧、配信サービスを不問に、エンタメ作品の注目度を「視聴者pt」として調査集計し、総合・男女別の上位20位を発表するもの。今週も7月初週に引き続き、多くのアニメやドラマ作品の入れ替わりの時期となり、新作が多数注目されている。

知名度や話題性といった総合的な面からいまだ『鬼滅の刃』シリーズは高い注目を集め、「柱稽古編」の放送開始後から8週以上連続での首位を継続中。その一方で、7月より続々と始まった新作「夏アニメ」では、現在毎週水曜日に放送中の『【推しの子】』第2期が189ptをつけ、第2位に上昇。

昨年4月に放送された第1期に続く今作では、星野アクアを筆頭にメインキャラクターが「2.5次元舞台」に挑むストーリーが展開。前作がオープニング主題歌などが社会現象をも引き起こす注目を集めたことを受け、放送されるテレビ局も全国35局へと伸長。ABEMAでは23時から地上波と同時刻にて「単独最速」の無料配信を開始し、リアタイ(リアルタイム視聴)を支援するなど、話題性に欠かない展開も行われている。

このほか夏アニメからは、毎週土曜日に放送の『逃げ上手の若君』は2週目にして初めて12位にランクイン。本作は鎌倉時代末期に実在した北条時行を主軸に展開する作品で、史実に則ったストーリーを意識しつつも、受け入れやすいキャラクター像やコメディを交えた展開が原作より話題になっていた。本ランキングにおいて、前回は圏外であり、1週間での急上昇に注目の高さがうかがえる。

また、集計期間直前にテレビ放送も始まった講談社「マガジンポケット」連載原作の『しかのこのこのここしたんたん』も前回の273位から13位になり急上昇。オープニング楽曲の24時間無限配信など、放送前より常軌を逸するプロモーションを行っていたことがここにきて奏功しているようだ。総合、男女別ランキング以下の通り。

ランキングTOP20 結果一覧

1. 鬼滅の刃(252/→)
2. 【推しの子】(189/↗)
3. 名探偵コナン(188/↘)
4. バチェロレッテ・ジャパン(124/→)
5. ONE PIECE(115/↗)
6. 転生したらスライムだった件(99/↗)
7. キングダム(95/↗)
8. ブラックペアン(92/↑)
9. 僕のヒーローアカデミア(78/↘)
10. 怪獣8号(70/↘)
11. プロ野球(64/↑)
12. 逃げ上手の若君(55/↑)
13. しかのこのこのここしたんたん(54/↑)
14. 忘却バッテリー(52/↘)
15. 薬屋のひとりごと(49/↑)
16. ゴールデンカムイ(47/↑)
17. 無職転生~異世界行ったら本気だす~(46/↘)
18. マッチング(46/↑)
19. 呪術廻戦(46/↑)
20. 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(41/↑)

※括弧内は(ポイント数/前回比増減、垂直矢印は前回比±10位以上、斜め矢印は同±1~9位)

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調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:日本在住の15~69歳の男女
延べ回答者数:約24,500人(日次 約3,500人)
※総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
集計方法:映像/マンガ/書籍/アプリゲーム/家庭用・PCゲーム/音楽[アーティスト]/ラジオ・ポッドキャストについて自由回答方式で日次の頻度で聴取し、週次単位で集計を実施

©松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

※本記事は投資一般に関する報道を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたします。

著者 編集部 アニメ情報担当

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