「ドラゴンクエスト12」開発は“進行中”と関係者 詳細は未発表も「お二人の遺作に相応しいものを」頓挫の噂を否定


アイキャッチ画像

今後の展開が発表されている「ドラゴンクエスト」シリーズ新作タイトル『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』について、本作に関わるゲームクリエイターの堀井雄二さんが「開発は進行中」との旨を報告した。

堀井さんは自身のXにて「ドラゴンクエスト12」に関して「心配をかけている」として「実はさっきまで、その打ち合わせをしていました」と、開発は進行中であることをポストを通じて伝えた。詳細については現時点で公表できないとしつつも、「亡くなったお二人の遺作に相応しいものをと思っています」と強く意気込んだ。

「ドラゴンクエスト12」をめぐっては、昨月4月末にシリーズ開発元であるスクウェア・エニックスが221億円の特別損失計上を発表した際に「主要ゲームの開発計画の見直し」を実施した旨も公表したことで、2021年以来続報がなかった同作の展開を心配する声が寄せられていた。

先の報告において「亡くなったお二方」とは、過去シリーズにて音楽を手掛けた「すぎやまこういち」さんと、シリーズにてデザインを手掛けた「鳥山明」さんと見られているほか、打ち合わせの相手については、同時間帯に投稿を行った齊藤陽介さん(スクウェア・エニックス執行役員)とされている。

本日、5月27日はシリーズ最初タイトル「ドラゴンクエスト」がファミリーコンピュータで発売されたことを記念し制定された「ドラクエの日」であり、直近数年のこの日にはシリーズに関する様々な発表が行われていたため、「ドラゴンクエスト12」の続報を期待する声が多かった。なお、本日午後にはシリーズ公式が「HD-2D版『ドラゴンクエストIII』」と思しきティザートレーラーを突如公開するなど、多くのファンから注目されている。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
アニメやゲーム・ITから最新ガジェットまで幅広い内容をオタク総研編集部やライター陣が深掘りしてお届けします!