東宝発の新キャラクターバンド企画が始動 新曲はヒャダイン提供、島崎信長ら声優トリオが歌唱
東宝は10日、新たなキャラクターバンドプロジェクト「Mofu Mofu Music Caravan」の始動を発表した。
このプロジェクトは東宝がプロデュースする音楽を軸としたキャラクターバンドプロジェクトとのことで、“もふもふ”という言葉を具現化した世界・モフワールドを舞台としたファンタジーストーリーをコンセプトに置く。発表以前よりX(旧 twitter)アカウントでのティザー告知は行われており、既にフォロワー数は1万3,000フォロワーを超え、事前配布した第一弾NFTが高値で取引されているという。
そしてこの度、「Mofu Mofu Music Caravan」の初シングルとして「Mofu Mofu Caravan」が新たにリリースした。この楽曲は、バンド名を冠したテーマソングとして、バンド結成をテーマに据えて歌った楽曲になり、作詞・作曲は、日本を代表するプロデューサー、ヒャダインが担当。歌唱は、『呪術廻戦』の真人役や『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの宜野座伸元役を演じた島﨑信長と野島健児、そしてTBS系朝のバラエティー番組「ラヴィット!」に出演するオリジナルキャラクターのラッピーで話題の田中沙耶の3人が担当した。
同時に公開となったミュージックビデオは、19歳のCGクリエイター、Tsumugiが監督を務め、セルアニメーションのようなルックを持ち合わせる新しい映像表現で、バンド結成の裏側を描いている。本発表にともない、東宝は、今回のミュージックビデオで世界観とストーリーを訴求し、SNSやNFTなどを活用してファンベースを創出。商品化やアニメシリーズ化、舞台化と幅広い展開を視野に入れている。
プロジェクトストーリー公開
ここはモフモフを具現化した世界・モフワールド――
モフワールドは創世以来、最悪な暗黒時代を迎えていると言っても過言ではない。それはトゲの一族による独裁が始まったからだ――
温厚なモフたちは、過激なトゲの一族に成すすべなく、あっという間に自由を奪われてしまう。なによりもモフたちを苦しめたのはモフたちにとって至高の存在ともいえる音楽を禁止されたことだった。
そんな中、違法な音楽を作曲し続け、投獄されたモーファルトは、釈放まであと三日、というところで自由な音楽への想いが抑えきれなくなり、脱獄を図ってしまう。
逃亡の中で、モーファルトは、音楽家であるモフトーベン、瀧モフ太郎を誘い自由な音楽を探求する『Mofu Mofu Caravan』を結成する。
やがて、彼らの音楽はモフたちにとって一筋の希望の光となっていく―
アーティストコメント到着
モーファルト役:島﨑信長
とってもファンシーで可愛らしいビジュアルと、こってり煮込んだ深~い世界設定が同居している、素敵なコンテンツです。みんなで一緒にカーニバルを楽しみましょう!
モフトーベン役:野島健児
レコーディング時僕のテーマはとにかくラップをカッコよく決めたい!だったのですが、同時に苦手意識もあって内心は不安だらけだったのですが、ヒャダインさんのお人柄で一気に和み、レコーディングも色々アドバイスやアイデアを頂き楽しいレコーディングになっていました。アニメーションについてもお話としては伺っていていたのですが、まさかここまでのクオリティに上がってくるとはと驚きです。この異世界の物語、この先期待感しかないです。
瀧モフ太郎役:田中沙耶
瀧モフ太郎を演じさせていただきます。田中沙耶です。レコーディングの時に伺った、「狼煙をあげるような」という曲のイメージ。MV を見て、楽譜がそのまま世界になったと思いました。
「絶望も孤独も全ては五線譜へ」
「罵声さえもメロディ」
この歌詞が好きです。沸々と煮え滾る音楽への熱を抱き締めながら、音楽を愛し音楽に愛される作品になるように、一音一音向き合い、共に抗いたいと思います。
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