カラオケで最も歌われた冬アニメ主題歌は?全世界ヒットの“BBBB”が首位獲得…人気作が並んだTOP50


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第一興商は11日、通信カラオケDAMにおける利用データをもとにした「2024年冬アニメ主題歌カラオケランキング」を公表。本ランキングは2024年1月クールの冬アニメ主題歌を対象に上位50位を公式サイトを通じて発表した。

結果、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が首位を獲得した事がわかった。この楽曲はアニメ『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』のオープニングテーマとして、本年1月に各種ストリーミングサービスにて配信を開始。一緒に踊る『BBBBダンスチャレンジ』がSNSで流行し、日本のみならず海外でも話題に。

同楽曲を使用したノンクレジットオープニング映像は公開1ヶ月で5,000万再生を記録しているほか、Apple iTunes ヒップホップチャートではインドネシアや台湾など10カ国で首位獲得、Billboardチャートではインドや韓国を含む9カ国以上でトップ3入りを果たすなど、全世界で記録的な成果を打ち立てていた。今なおその注目は衰えておらず、ラップ調のメロディがカラオケとの相性も良いことがうかがえる。

次ぐ2位には、原作が累計発行2,000万部を超える人気アニメ『葬送のフリーレン』第2クールのOPテーマ・ヨルシカの「晴る」がランクインした。同楽曲は『2023年秋アニメ主題歌ランキング』2位の第1クールOPテーマ・YOASOBIの「勇者」に続き、今回も2位を獲得していた。さらに3位には、アニメ『薬屋のひとりごと』のOPテーマ・Uruの「アンビバレント」がランクイン。同アニメからはEDテーマ・ wacci「愛は薬」も8位に入るなど、作品全体での盛り上がりがうかがえる。

さらに、4位はXygamesが手掛けた完全新作のロボットアニメとして空前の注目を集めた『勇気爆発バーンブレイ バーン』よりOPテーマ・ ブレイバーン(CV:鈴村健一)「ババーンと推参!バーンブレイバーン」がランクイン。以降も『ダンジョン飯』『ゆびさきと恋々』『僕の心のヤバイやつ 第2期』『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』など、冬放送の作品が並んでいる。

【画像】ランキングTOP50一覧

■通信カラオケDAM 2024年冬アニメ主題歌 カラオケランキング TOP50(1位~25位)
調査期間:2024年1月1日~3月31日

通信カラオケDAM 2024年冬アニメ主題歌 カラオケランキング TOP50(1位~25位)

■通信カラオケDAM 2024年冬アニメ主題歌 カラオケランキング TOP50(26位~50位)
調査期間:2024年1月1日~3月31日

通信カラオケDAM 2024年冬アニメ主題歌 カラオケランキング TOP50(26位~50位)

ランキング講評コメント

文化放送「ANISON INSTITUTE 神ラボ!」 パーソナリティ 冨田明宏氏

現在、日本のみならずアジア、アメリカ、ヨーロッパなどなど、さまざまな国と地域で大ブレイク中のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が1位を獲得するのは予想どおりで、この曲を通称“BBBBダンス”とともにカラオケ で披露するべく、日夜修練に励むカラオケファンは多いはず。個人練習のために1人でカラオケに籠るカラオケファン も多そうで、繰り返し歌われることがこのチャートアクションに反映されているのでは?

最後まで高いクオリティを維持し続けた『葬送のフリーレン』と『薬屋のひとりごと』の主題歌が上位にランクイ ンする中で、4位に燦然と輝く「ババーンと推参!バーンブレイバーン」のなんと頼もしいこと! 渡辺宙明先生や菊 池俊輔先生が生み出した、これぞ純然たる王道アニソンのオマージュ満載! 主題歌が作品におけるミスリードや伏線 的な役割りも担いつつ、感動と爆笑で駆け抜けた『勇気爆発バーンブレイバーン』。今冬を象徴するアニメであり、 この主題歌を絶唱するブレイバーン(CV:鈴村健一)が世界最大級のアニソンの祭典『Animelo Summer Live』に出 演するのも熱い。この曲は⻑くアニソン・カラオケの定番になると思います。12位のEDテーマ「双炎の肖像」をぜひ デュエットで、あのEDムービーを再現しよう!

『呪術廻戦』や『チェンソーマン』でおなじみの“アニメーションスタジオMAPPA”が手掛けた完全オリジナル・ア ニメ『ぶっちぎり?!』のEDテーマ・甲田まひる「らぶじゅてーむ」も20位と好アクション!この曲でアニソン初挑 戦となった甲田まひるは、ジャズやHipHopをバックボーンに作詞・作曲を手掛ける新進気鋭のアーティスト。アニソ ンを手掛けることで、カラオケにもマッチするポップでキャッチーなメロディとフレーズを生み出しているので、今 後ますますの活躍に期待がかかります。今年もいきなり豊作なアニソン・シーン!アニカラするならLIVE DAM AiR で決まりです!

著者 編集部 アニメ情報担当