人気作家も太鼓判「電撃の新文芸」発のダークファンタジー『勇者刑に処す』アニメ化決定

「カクヨムアワード2020」「次にくるライトノベル大賞2021」「このライトノベルがすごい！2023」など、多数の受賞歴を有する「電撃の新文芸」にて刊行中のノベル作品『勇者刑に処す懲罰勇者9004隊刑務記録』がTVアニメ化されることが決定した。

ティザービジュアル、ティザーPVが公開となり、ティザーPVにはメインキャラクターたちが登場したほか、映像中にてアニメーション制作は「スタジオKAI」が担当することが明らかになった。

『勇者刑に処す懲罰勇者9004隊刑務記録』はロケット商会による小説で、《勇者》という刑罰を科された罪人――懲罰勇者と魔王軍の戦いを描くダークファンタジー作品。作中では懲罰勇者たちの絶望に抗う苛烈な戦いが描かれており、この世で最悪の刑罰とされる「勇者」となった元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツが、性格破綻者たちで構成された懲罰勇者部隊を率いて戦いの最前線を駆け抜けるストーリーが展開される。

2020年10月から小説投稿サイト「カクヨム」で連載が始まり、2021年9月よりKADOKAWA（電撃の新文芸）から単行本（イラスト・めふぃすと）が発売されている。

アニメ化決定の発表にあわせて、原作者や他の人気作家たちからの祝福コメントやイラストも到着。本年冬にTVアニメ化が行われた『異修羅』の作者である珪素氏からは「極悪で最強で愉快な連中を見たくはないか!?」、人気シリーズ『文豪ストレイドッグス』のシナリオライターの朝霧カフカ氏も「おいおい何だこれ、とんでもなく面白いぞ。」などと太鼓判を押していた。

また、原作者、ロケット商会の別作品『勇者のクズ』にて漫画を担当するナカシマ723からは、『勇者刑に処す』の魅力を解説するスペシャル漫画も寄稿されており、合わせて公開されている。

作家陣によるアニメ化お祝いコメント

■原作／ロケット商会
アニメ化が嬉しかったので、ラーメンを食べてきました。焼いて干したトビウオの出汁を使ったラーメンでした。ほのかな苦みのある香ばしいスープに縮れ中細麺がよく絡み、そこに岩ノリのトッピングの風味が加わって、重層的な満足感がありました。アニメ版『勇者刑に処す』におきましても、このような相乗効果がある作品になると確信しています。

■原作イラスト／めふぃすと
『勇者刑に処す』アニメ化おめでとうございます!!
アニメスタッフの方々のモチベーションがすごく高くて、素晴らしい作品が出来上がるような予感をビシビシ感じております！早くザイロたちが活躍する姿を見たい……！

■漫画／井上菜摘
『勇者刑に処す』のアニメ化、おめでとうございます!!
ロケット商会先生の原作小説はカッコよさと爽快感があって読む手が止まらないほど面白いし、めふぃすと先生のイラストも見惚れてしまうくらい大好きなので、アニメもきっと最高なんだろうなぁ…！
今から放映が楽しみです!!

原作：ロケット商会（電撃の新文芸/KADOKAWA刊）
原作イラスト：めふぃすと
アニメーション制作：スタジオKAI