羊宮妃那&堀江瞬が『僕ヤバ』名シーンの裏話を告白…原作の“没タイトル案”明らかに【AnimeJapan】


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3月24日(日)に東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2024にて、テレビ朝日系列で放送中のTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のスペシャルステージイベントが開催。最終話の放送が3月30日(土)に迫るなか、ステージにはメインキャストを務める声優の堀江瞬(市川京太郎役)さんと羊宮妃那(山田杏奈役)さん、制作陣より赤城博昭(監督)さんと遠藤一樹(テレビ朝日プロデューサー)さんが登壇した。

堀江さんと羊宮さんによる寸劇挨拶に盛り上げた本ステージではまず、最終話を見る前に振り返っておきたいエピソードを発表する「最終回の今だから話せる僕ヤバ㊙トーク」と題したコーナーが用意。羊宮さんは第16話の最後、山田が市川の手を引き「さよなら。」と言い残すシーンをチョイスし、「普段は杏奈の気持ちを理解しようと向き合っていますが、ここでは(敢えて)向き合わないようにしないといけない」とアフレコ当時を回想。5回を超えるリテイクを積んだと裏側を明かした。

また、堀江さんは自身が演じた中での印象に残ったシーンとして、市川が“声変わり”を実感する場面を選び、市川役が決まった際にどのように演じればいいのだろう、と気になっていたことを振り返りつつ、実際のアフレコでは制作陣と協議して臨んでいたと語った。続いて、明後日の3月26日は羊宮妃那さんと市川京太郎の誕生日であることにちなみ、豪華景品をかけたクイズコーナー「原作者・桜井のりお先生からの挑戦状」が展開された。

まずはじめに、原作タイトルは当初『僕の心のヤバイやつ』以外に複数の案が上がっていたことが明かされ、採用されなかったタイトルを当ててくださいという難問が。「僕は○が〇〇〇〇」にあてはまる内容とのことで、しばらく悩んだあと「最初のほうに登場したセリフですね」との赤城監督からのヒントにピンときたのか、「僕は頭がおかしい」と即答すると見事正解。もしこの案が採用されていたら略称は……とキャストのお二人が切り込むと司会の天津向さんは「たぶん『あたおか』ですね」とすかさず返し、会場は笑いに包まれた。

最後に、あと6日後に迫る最終話に向けて、赤城監督はまだ作業が残っているとしつつも「この前ダビングが完了して、涙が出ました。」と、遠藤Pは「カットは一昨日上がったばかり」「ギリギリまでブラッシュアップしている」とそれぞれクオリティを追求した制作事情を伝え、最終話への期待が一層高まる30分間となった。

『僕の心のヤバイやつ』作品情報

“尊死“続出で大反響!今一番応援したくなる、青春初恋ラブコメ!!

市川京太郎役に堀江瞬、山田杏奈役に羊宮妃那を迎え、市川と山田が織り成す初恋模様をリアルに表現。
原作の紡ぐ世界観、そしてもどかしいほどゆっくりと近づいていくふたりの心を丁寧に描いていく。

【原作】桜井のりお(秋田書店「マンガクロス」連載)
【制作】シンエイ動画
【放送・配信】2024年1月6日(土) 深夜1時30分よりテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠にて放送開始・深夜2時00分よりPrime Videoにて見放題独占配信
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当