チアを通じて“応援模様”描くP.A.WORKSオリジナルアニメ『菜なれ花なれ』聖地・群馬県で最速上映会が開催…早くも地元からの支持集まる


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2024年内の放送が決定しているオリジナルTVアニメ『菜なれ花なれ』について、本作の初回3話分を最速で見られる「超最速先行上映会」が17日、作品の舞台である群馬県・高崎市「高崎電気館」にて開催された。

最速上映後の舞台挨拶には同作にてキャストを務める美空かなた役の中川梨花さん、小父内涼葉(おぶない・すずは)役の中島由貴さんが登壇。作品の見どころや制作の裏側などが語られた。

P.A.WORKS×DMM.comによるオリジナルTVアニメプロジェクト『菜なれ花なれ』は6人の女子高生たちが紡ぐ“応援”模様を描く青春ドラマ。チアリーディング全国大会連覇を目指す名門、鷹ノ咲(たかのさき)高校で1年生ながらにAチームを勝ちとった全中大会優勝経験者、美空かなた役に中川梨花、パルクール女子高生、小父内涼葉役に中島由貴、御前嘴(おまえばし)高校1年、ブラジルからの帰国子女・杏那・アヴェイロ役に武田羅梨沙多胡、杏那のクラスメイトでヨガ哲学女子・大谷穏花役に石見舞菜香、“沼田の妖精”の異名を持つ新体操お嬢様・谷崎詩音役に佳原萌枝、そして、かなたの元チームメイトで沼田のお寺、舒倫寺の娘・海音寺恵深役を伊藤美来が演じる。

そんな本作の上映会が聖地・高崎市で開催されるとのことで、会場には群馬県から足を運んだ人が多く見られたほか、群馬県内の新聞社である上毛新聞も取材に訪れるなど、早くも地元からの支持が寄せられていた。

トークショーに出演したみなさんはまず、自身が演じたキャラクターについて聞かれると、口下手でクールなキャラクターの小父内涼葉を演じた中島さんは、「心の声のシーンが多くて、実際の声と心の中の声を演じるときとの差を意識して演じました。」と振り返り。パルクールが得意な役柄ということで、アスレチックな経験を聞かれると、「子どもの頃は広い場所があると側転やロンダートをよくやっていた。」と意外な一面が明かされるなど、随所で盛り上がりを見せた。

また、第1話で印象に残ったシーンについて聞かれた中川さんは、一息で長く叫ぶシーンについて「台本をいただいたときは、あまりに長音記号が長くて編集で長くするのかと思いました(笑)。息が続かないかと不安でしたが、がんばりました!」と苦労したシーンを回想。MCを務めた本作のプロデューサーからは、作中に登場する高校やお寺など、群馬県内の実際のスポットが細かく表現されていることなど、注目のポイントが解説された。

最後に中島さんは、「4話目以降も登場人物たちが成長していくストーリーになっています。これから公開される歌もたくさんあるのでぜひ楽しみにしていてください!」中川さんは、「たくさんのスタッフの方に携わっていただいて、今日お披露目するにあたってわくわくしていました。今日集まった皆さんは、なれなれファン第1号に認定します!これからも応援よろしくお願いします!」と力強くコメントし、本年内の放送へ期待を寄せた。

「菜なれ花なれ」作品情報

「応援したいって気持ち…どこから湧いてくるんだろう?」
チアリーディング全国大会連覇を目指す名門、鷹ノ咲高校。1年生ながらにAチームを勝ちとった全中大会優勝経験者、美空かなたは大会中のミスがきっかけで飛べなくなってしまう。
そんなある日、かなたの目に飛び込んできたのは、電車と並んでビルからビルへと飛び移るパルクール女子高生、小父内涼葉だった。
かなたと涼葉に新体操お嬢様・詩音。ブラジルからの帰国子女・杏那。杏那のクラスメイト、ヨガ哲学女子・穏花。そしてかなたの元チームメイト、車いす女子の恵深。
趣味も特技も性格もバラバラなメンバーが歌ったり、ぶつかったり、スタンツしたり、妄想したり…。
応援したいって純粋な気持ちが揃う時、PoMPoMs(ポンポンズ)の応援はチアリーディングの枠を超えて人の心に伝わっていく。群馬の女子高生6人の応援が、世界をちょっとだけ変える…のかも?

【アニメーション制作】P.A.WORKS
【原作】なれなれプロジェクト

©なれなれプロジェクト/菜なれ花なれ製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当