珠玉の“注目作”が勢揃い!Googleが最も検索されたアニメ&ゲームを発表…2023年は『推しの子』とスイカゲームの一年に
Googleは11日、2023年の1年間で検索されたキーワードをランキング形式で一挙に発表した。本ランキングでは毎年末に公表されており、いずれのワードも「前年までと比較して2023年中にGoogleで検索が急上昇した言葉」として今年の話題や流行を反映している。
ランキングは全6部門の結果が公表されているが、本稿ではアニメやゲーム部門に注目したい。アニメ部門で首位を獲得したのはズバリ『【推しの子】』。本作は「週刊ヤングジャンプ」「ジャンプ+」にて連載中の同作漫画を原作とするアニメ化作品として2023年春に“初回放送90分拡大版”としてスタート。以降毎週の地上波やABEMAでの放送後には関連ワードがTwitter(現・X)に数多くランクインし、最終話の放送後には第2期の制作も発表、11月には大型リアルイベントも開催した。
次点で本年冬までテレビ朝日系列にて放送され、翌年4月には劇場アニメの公開も控えるサッカーが題材のアニメシリーズ『ブルーロック』がランクイン、以降は『薬屋のひとりごと』『葬送のフリーレン』など現在放送中のアニメ作品が並んだ。本ランキングの統計期間を加味すると大きな注目を集めていることがわかるほか、両作品ともに翌年まで放送される“連続2クール作”であるため今後の同トレンドにもランクインする可能性は高い。
なお、本結果の公開にあたり、Google検索は誕生から25年を迎えることを記念し、Googleトレンドのサービスが始まった2004年から現在までに渡る全期間での総合ランキングも発表されており、アニメ部門からは「NARUTO-ナルト- 疾風伝」が最も検索されたワードとして選出された。海外では「Naruto: Shippuden」としてカウントされており、NARUTOシリーズの人気の高さがうかがえる。
一方のゲーム部門では本年夏に突如として現れ、一大ブームを築いた「スイカゲーム」が1位を獲得。スイカゲームはフルーツを一つずつ落とし、同じ種類のフルーツを組み合わせて大きなフルーツを作り上げ、得点を獲得するパズルゲーム。2021年12月にNintendo Switch版が発売されるも当時は話題にはならなかったが、本年夏に有名ゲーム実況者が配信でプレイしたことを機に脚光を浴びる。ゲーム実況者にとどまらず、ヒカキンやはじめしゃちょーなどの有名YouTuberもプレイ動画を投稿することで知名度を獲得し、約2か月で累計ダウンロード数が300万本を突破していた。
次いで2位にはハリー・ポッターの世界を舞台としたアクションRPGの「ホグワーツ・レガシー」、3位には2017年二発売されたタイトルの続編に当たるオープンワールドアクション「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」という結果に。特に前者はアメリカのGame部門で「Hogwarts Legacy」として首位を獲得しており、ハリー・ポッターシリーズの世界的な人気が印象的な一年となった。
アニメ&ゲーム関連ランキング
<アニメランキング>
【推しの子】
ブルーロック
薬屋のひとりごと
葬送のフリーレン
地獄楽
山田くんとLv999の恋をする
MFゴースト
ひろがるスカイ!プリキュア
「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編
シャングリラ・フロンティア
<映画ランキング>
君たちはどう生きるか
シン・仮面ライダー
わたしの幸せな結婚
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
リトル・マーメイド
インディ・ジョーンズ
マイ・エレメント
怪物
ジョン・ウィック
鬼滅の刃
<ゲームランキング>
スイカゲーム
ホグワーツ・レガシー
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
Pokémon Sleep
崩壊:スターレイル
BLUE PROTOCOL
FINAL FANTASY XVI
漢字でGO!
BIOHAZARD RE:4
ディアブロ IV