LINEマンガ、ウェブトゥーンを分業で制作へ 新スタジオ「LINE MANGA WEBTOON STUDIO」立ち上げ


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日本向け電子コミックサービス「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontierは6日、分業制による新たなWEBTOON制作スタジオ「LINE MANGA WEBTOON STUDIO」を立ち上げ、6職種においてクリエイター募集を開始したことを発表した。

「LINE MANGA WEBTOON STUDIO」は「LINEマンガ」が手掛けるWEBTOON制作スタジオとして、WEBTOON制作の各工程を分業体で行う「分業制」を採用。具体的には制作ラインを「企画・脚本」「原画」「彩色」「背景」「効果」「編集」の計6工程に分割するとのこと。

従来のWEBTOON作品においては、作家が中心となってアシスタントと共に作品制作を行う形や、制作の各工程を“分業制”で行う形など、様々な制作体制が存在していたが、後者の分業制を取り入れることで、各自の得意なスキルを活かして作品作りに関わることが可能になるという。

本スタジオで制作された作品は「LINEマンガ」や電子書籍サービス「ebookjapan」でもオリジナル作品として配信されるほか、ヒット作は10か国以上に翻訳し、世界1位の規模を誇るプラットフォームサービスを通じてグローバル配信を展開する予定。発表に際し、同社はマンガの未来を創るべく、マンガ市場のさらなる発展と活性化を目指し、引き続き様々な取り組みを強化していくとコメントを寄せた。