ニコ動、秋アニメの初回コメント数ランキングを公表 数多の豊作を制した1位は…「祭りだ祭りだ」と大盛り上がり
ニコニコ動画とニコニコ生放送は2023年10月より放送されているアニメ計53作品の「コメント数ランキング」を発表した。
本ランキングでは両サービスにて配信された各作品の第1話から、配信開始24時間以内のコメント数を独自に集計し上位5位を公表している。
(『SPY×FAMILY』等の非配信作品は対象外)
映えある第1位に輝いたのは『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』。本作はCygamesが展開するクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』の新TVアニメシリーズとして、トレセン学園に入学したキタサンブラックが夢に向かって走り出す姿が描かれている。
大ヒット作となったスマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のサービス開始時期に放送された第2期以来、2年ぶりの1クールアニメ作品であったことから放送前より注目されていた本作。第1話のコメントでは、「お助けキタちゃん健在」「ダイヤちゃんまじ女神」「レースシーンの加速の迫力がすごい」「※本人はバチクソ緊張しています」「一生に一度のダービー」「祭りだ祭りだ」「祭りだわっしょい!」など、キャラクターたちの奮闘する姿からレースシーンの手に汗握る展開に大盛り上がりとなっていた。
次いで第2位にはTVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』がランクイン。本作は『アイドルマスター』シリーズのアニメ最新作として、765プロダクションに新たに集まった39人のアイドルと、彼女たちの活動拠点となる 765プロライブ劇場の始まりからその成長を描く物語。10周年の節目を迎えた『ミリオンライブ!』悲願のアニメ化だっただけに、コメントでは早速「泣いた」「ライブの多色ペンラは感動する」「撃ち抜かれた」などのコメントが寄せられたほか、「ニコ動の歴史からみればまさに生ける伝説やねぇ」といったニコニコと絡めた投稿も見られたという。
そして第3位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima +。2017年に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクトのアニメ作品第2期となる本作は、第二回ディビジョンラップバトルの終了直後の世界を舞台に、ディビジョンを背負う男たちが挑む新たな戦い、アンダーグラウンド・ディビジョン・ラップバトルが描かれている。
第1話のコメントでは、「ラッパーが強盗を捕まえに!」「フルネームで呼ぶ奴は大体限界オタク説」「もう面白い」「めっちゃエグいリリックで草」「おかえり愛してる」「これが見たかった」など、キャラクターたちのラップに感嘆の声を上げるコメントや、後の話数では例の「違法マイク」に言及するコメントも。
以上3作品はいずれも既に知名度の高い人気コンテンツであることから、熱心なファンも多く視聴しておりこのようなランキングで上位を獲得しやすい。そのため、新作は比較的ランクインしづらい中でも、第4位には『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』 が、第5位には『シャングリラ・フロンティア』と新作が続く結果となった。
前者の『16bitセンセーション』はイラストータレーの秋里コノハが美少女ゲーム黎明期である1992年にタイムリープしてしまう物語で、「1992年は良い時代だった」「起動音w」「懐かしい」「PDAってw」といったネット黎明期時代の当時を知るユーザーから過去を懐かしむコメントも飛び交った。
また、後者の『シャンフロ』はクソゲーに情熱を捧げてきた“クソゲーハンター”陽務楽郎が“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』に挑戦するゲーム冒険譚として、第1話のコメントでは「いきなりクライマックス」「高2でクソゲーマーとか闇深すぎ」「良ゲーもやりなさい!」「老後はこうやって過ごしたい」など、ゲームファンのユーザーから共感のコメントやツッコミのコメントなどが寄せられた。
【ランキング結果】
1位 『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』
2位 『アイドルマスター ミリオンライブ!』
3位 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima +
4位 『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』
5位 『シャングリラ・フロンティア』
©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会©Bandai Namco Entertainment Inc.©『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima 製作委員会©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT©硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会・MBS