【動画デモ】XRで目指すフィギュアの”デジタル化” 新型ディスプレイ「Digital Figure Box」がメガホビEXPO2023にて展示へ


アイキャッチ画像

8⽉26⽇に開催される、ホビーメーカーの壽屋(KOTOBUKIYA)主催のキャラクターフィギュア合同展⽰イベント「メガホビEXPO2023 Itʼs SHOW TIME!!」にて、デジタルフィギュアに関する展示が実施される。

画像は6月開催の企業向け商談イベント「コンテンツ東京」のデモ展示

壽屋によると、フィギュア造形のデジタルデータ技術を元にXR(クロスリアリティ)系でのホビーの可能性を模索する取り組みの一環として「メガホビEXPO2023」内での展示を企画したと説明。今回、キャラクターインターフェイス事業を手掛けるGatebox株式会社の技術協力のもとデジタルフィギュアをディスプレイする「Digital Figure Box」をフィギュアユーザー向けに公開展示が行われる。

Digital Figure Boxとは、デジタルフィギュア専⽤ディスプレイをコンセプトに、デジタルフィギュアを飾るために開発されたデジタルフィギュア専⽤ディスプレイ。フィギュアの外箱のようなデザインで包み込むことで実在感を演出し、気軽に部屋に飾ることができるというもの。

本製品は今回のメガホビ以前にも複数の場で展示されており、6月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイトにて開催された企業向け商談イベント「コンテンツ東京」でも本製品のデモが展開されていた。実際に編集部も現場で体験でき、「歩行モーション」に対応したものはタッチ操作による視点変更が可能であることが分かった。

コンテンツ東京にて展示された「宝多六花(映画『グリッドマン ユニバース』Ver.)」のデジタルフィギュア

本製品の最大の特徴として、魅力を倍増させるデザインが挙げられると製品担当者は現地で説明しており、フィギュア箱の中にデジタルフィギュアを表示するという新たな表現方法によって、デジタルフィギュアが箱の中にいるような実在感を演出しつつ、部屋のインテリアとして飾りたくなるように仕上げたと話していた。

今回の「メガホビEXPO2023」の出展に際し、現地にて体験した方を対象としたWEBアンケートも実施されるとのことで、アンケートを通じた今後のXRとホビーの融合に関する開発へも活用される見通し。

© KOTOBUKIYA / ©HoloModels®︎ / ©Gugenka® / 「コンテンツ東京」は企業向け商談イベントです。一般の方の参加はできません。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
アニメやゲーム・ITから最新ガジェットまで幅広い内容をオタク総研編集部やライター陣が深掘りしてお届けします!
メルマガ詳細