〈AnimeJapan〉『うちの会社の小さい先輩の話』アニメ化記念トークショーレポ:魅力は”人間の欲望全部乗せ”?


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Twitterで話題の“あまあまオフィスラブコメ”『うちの会社の小さい先輩の話』(竹書房「ストーリアダッシュ」連載)が2023年7月にTVアニメ化が決定したことを記念し、去る3月25日に開催された「AnimeJapan 2023」のDMM TVブースにてトークショーを実施。“小さい先輩”片瀬詩織里を演じる立花日菜さんと“後輩”篠崎拓馬を演じる新祐樹さんが登壇し、トークが繰り広げられた。

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お二人が思う本作の魅力は?

ステージ上の椅子が高くてなかなか座れず「これどうしたらいいんですか?」とワタワタする立花さんにほっこりしながらトークがスタートしたステージでは最初に解禁されたばかりのPVが放映された。PVを観た立花さんはその映像の可愛さと音楽の良さについてコメントし、新さんは詩織里先輩のちょっとした動きがいちいち可愛いい点、そして篠崎の独特なツッコミが楽しみだとと語った。

立花日菜さん

作品の魅力について聞かれた立花さんは現代社会に疲れた人間の欲望全部乗せな点を挙げ、新さんは先輩後輩の絶妙な距離感と詩織里先輩の“小さくて大きいところ”と気になるポイントを挙げた。

自身が演じる詩織里の印象について、立花さんは猫耳が付いたりと可愛いデフォルメ絵が大好きと言いつつ、大人な女性かと思うと空回ったり、むっつりなところもある点を語った。また、オーディションでは立花さんだけが「パ・ワ・ハ・ラ」とセリフを一音ずつ区切って演じたそうで、それが監督に刺さったのか本番でもそう演じたエピソードを紹介、オーディションの裏話などを披露してくれた。

また新さんは演じる篠崎について真面目でピュアなところがありながら侠気も見せたり、恋に奥手だけど押せ押せだったり、様々な可能性を見せてくれるキャラと紹介。どこにでもいそうな篠崎の目線を通して視聴者の皆さんも作品に入り込んでほしいということなので、本編でも篠崎と一緒に感情移入したい。

”可愛い仕草”をプレゼンで対決

ステージ後半戦には二人が考えた可愛い仕草をプレゼンでアピールする対決企画が用意されていた。実演込みのガチンコ勝負となったが「小首をかしげてほほえむ」という仕草をアピールして観客を魅了した立花さんが、「口いっぱいに食べものをほおばる」という仕草で対抗した新さんに可愛さで圧勝。新さんも納得の勝利に会場からは大きな拍手が贈られた。

新祐樹さん

最後に立花さんが「たくさんの観客に緊張でドキドキでしたが楽しかったです」と今日の感想を口にしつつ「7月の放送を楽しみにしていてください」とファンに向けてメッセージ。新さんも「4月入社の新入社員の方が疲れたところに癒やしになる作品だと思います。ぜひ楽しんで見ていただけたら」と放送を待ちわびるファンに語りかけ、ステージを締めた。

作品情報



<放送情報>
2023年7月TVアニメ放送開始

<イントロダクション>
キャラクター企業ではたらく、入社1年目の篠崎拓馬。
まだまだ慣れない仕事の日々。
それでも、彼のそばには「とんでもない癒やし」があった。

──それは、入社3年目の“小さくてかわいい”先輩・片瀬詩織里。

後輩想いな詩織里は、何かと篠崎を気にかけてくれている。
仕事が順調にいけば褒めてくれる…。
緊張するプレゼン前には励ましてくれる…。
つらいデスクワークは肩もみで労ってくれる…。

自然と距離感近め、どこか天然な詩織里の振る舞いに、
篠崎は毎日癒やされつつも意識しっぱなし。
はたして彼女いない歴=年齢の篠崎は
ただの先輩後輩から関係を変えられるのか……?

SNSで超人気、斎創先生のコミックが待望のアニメ化!
この”お砂糖系オフィスラブコメ”は、ずーっと見守りたくなる!

<スタッフ>
原作:斎創(竹書房「ストーリアダッシュ」)
監督:サトウ光敏
脚本:大知慶一郎、青樹靖子、杉澤 悟
キャラクターデザイン:緒方浩美、橋口隼人
音楽:堀口純香
アニメーション制作:project No.9

<キャスト>
片瀬詩織里:立花日菜
篠崎拓馬:新祐樹

公式HP:https://chiisaisenpai.com
公式Twitter:https://twitter.com/smallsenpai_pr

©斎創・竹書房/「うちの会社の小さい先輩の話」製作委員会