ユメノソラHD、”うたわれるもの”シリーズを手掛ける「アクアプラス」の株式を譲渡


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同人誌販売でお馴染みの「とらのあな」などを傘下に持つユメノソラホールディングス株式会社は12月9日、ゲームの企画制作を行うグループ会社「株式会社アクアプラス」の株式を譲渡することを発表した。

アクアプラスは「うたわれるもの」シリーズや「WHITE ALUBUM」などのコンシューマゲームや「うたわれるもの ロストフラグ」などのモバイルゲームの企画製作・運営を行う1994年に設立した会社。この度、親会社にあたるユメノソラホールディングスは同社の株式を株式会社CRESTへ譲渡したことを明らかにした。

なお、譲渡完了後も、アクアプラスの代表である野田稔並びに執行役員の下川直哉は引き続き、CRESTにおけるアクアプラス事業を監督・推進するとのこと。

本件に関して両社はそれぞれ声明を発表。ユメノソラホールディングス側は「株式譲渡を通じた原資を元に、同人誌通販やFantia事業を中に投資を進め、2023年には同人誌流通の高速化を見据えた自社物流拠点の移設並びにマテハン導入による設備機器のAI化への投資の実行など、これからも引き続き、国内外を問わずクリエイター支援の実現を果たして参ります」とコメント。

また、CREST側は「企画開発力に長け、豊富なIPを保有するアクアプラスをグループに加えることで、ゲーム事業の拡大及びIPの360°展開の拡大をグローバルで目指してまいります。」とコメントしている。

オタク総研編集部

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