豊作の「2022年秋アニメ」中間ランキングを各社発表=Filmarks&ABEMA調べ


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動画ストリーミングサービス「ABEMA」とアニメドラマのレビューサービス「Filmarks」は現在放送中の2022年秋クールアニメを対象にした中間ランキングを発表した。

ABEMAは”転剣”強し

「ABEMA」は“中間”ランキングとして放送中の10月クールの新作アニメを対象に、第1話から第6話までの視聴データを独自に集計。見逃し配信も含めた視聴数ランキングと放送時のコメント数から算出したコメント数ランキングの上位5作品を発表した。

結果は視聴部門ではGCノベルズ原作のシリーズ累計230万部突破のTVアニメ『転生したら剣でした』が、コメント部門では春に前半クールが放送された『SPY×FAMILY』がそれぞれ暫定1位という結果になった。

▼視聴数部門
1位:『転生したら剣でした』
2位:『陰の実力者になりたくて!』
3位:『チェンソーマン』
4位:『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』
5位:『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』

▼コメント数部門
1位:『SPY×FAMILY』
2位:『ぼっち・ざ・ろっく!』
3位:『アキバ冥途戦争』
4位:『陰の実力者になりたくて!』
5位:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

コメント数部門にはきらら原作の『ぼっち・ざ・ろっく!』やCygamesのオリジナルアニメ『アキバ冥途戦争』などのコメディ要素の強いタイトルも上位にランクイン。

▶ABEMA独自集計2022年秋アニメ“中間”ランキング!視聴数部門、コメント数部門の1位は?

Filmarksは人気原作が堅実

国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks」も同様にサービス内のデータに基づいた「2022年秋アニメ ランキング」の中間集計結果を発表。こちらはFilmarksで話題になっている作品をランキング形式で表示する機能「アニメTrend」でTOP10入りした回数をもとに選定している。結果は以下の通り。

▼2022年 秋アニメ Filmarks話題のアニメランキング【中間発表】
1位:『SPY×FAMILY 第2クール』 (2,180回)
2位:『チェンソーマン』 (2,136回)
3位:『サイバーパンク エッジランナーズ』 (1,891回)
4位:『ブルーロック』 (1,098回)
5位:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 (963回)
6位:『ぼっち・ざ・ろっく!』(956回)
7位:『うる星やつら』(631回)
8位:『ロマンティック・キラー』(605回)
9位:『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 第2クール』(596回)
10位:『四畳半タイムマシンブルース』(400回)
※括弧内はトレンド登場回数

ランキング1位を獲得した『SPY×FAMILY 第2クール』を鑑賞したユーザーからは、「犬(ボンド)とアーニャさんの組み合わせ最強にkawaiiがすぎる」「シーズン50ぐらいまでやってくれ」「コメディの中に温かさが詰まっていて、家族と楽しみながら観てます!」「ハンドラーさんめちゃめちゃかっこよいな…」といった内容のコメントが寄せられていたという。

2022年秋クールも残り1ヶ月となりタイトルによっては重要局面に差し掛かっていたり急展開になったりと盛り上がりが加速したりとランキングが変動しやすい時期となる。自分の中での”覇権アニメランキング”を考えてみるのも良いかもしれない

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。

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