U-NEXT、有料会員500万人を突破「日本企業初」国産サービスとして快挙アピール
動画配信サービス「U-NEXT」は、11月時点の有料会員数が500万人を突破したと発表した。月額550円(税込)を超えるプレミアム有料型放送・配信サービスとして、日本企業で初めての規模に到達したとアピールしている。
同社は「エンターテインメントとスポーツの両輪をフルスケールで実現する唯一のプラットフォーム」と位置づけ、近年急速に会員基盤を拡大している。
サービスは2007年に「GyaO NEXT」として開始し、2023年5月に有料会員300万人へ到達。2023年7月には「Paravi」と統合したことを転機に同年9月には400万人を達成し、今回500万人の節目を迎えた。
成長を支えた要因として、同社は見放題作品数の拡充を挙げた。同社は「見放題作品数No.1」を掲げ、国内外の映画やアニメのほか、TBS・テレビ東京と連携した国内ドラマ、欧米ドラマ、韓国・アジア作品を本国同時で独占配信する事例も。幅広いラインナップにより、「コアなファンからも信頼を得られる」としている。
さらに、欧州サッカーやゴルフ、格闘技などのスポーツ配信に加え、音楽ライブなどライブエンターテインメントも強化。周辺サービスとして成人向け「H NEXT」や電子書籍124万冊以上を揃えるなど映像にとどまらない展開も見せた。
また、直近では楽天グループとの提携により通信プランがセットになった「Rakuten最強U-NEXT」を立ち上げ、11月18日には「U-NEXT MOBILE」の提供も開始するなど、ポイント利用機会をさらに広げた。
同社は「日本発のサービスとして、次のステージとなる1,000万会員を目指す」とし、今後もコンテンツ強化やパートナー連携を加速させる方針だ。