バンダイナムコHD、2023年2Q決算発表 「ELDEN RING」のリピート販売が増益に貢献


アイキャッチ画像

[GDC_row]
[GDC_column size=”two-thirds”]

バンダイナムコホールディングスは2023年3月期第2四半期決算を11月10日に発表した。第2四半期連結累計期間の売上高は21.3%増の約4700億円、営業利益は32.2%増の約816億円と増収増益となった。

[/GDC_column]
[GDC_column size=”third”]

[/GDC_column]
[/GDC_row]

トイホビーやアミューズメントといった利益率の高いセグメントにおいて好調で、デジタル事業で大ヒットしたコンシューマ向けゲーム「ELDEN RING」のリピート販売が特に好調だったことも増益につながったとしている。また、他企業と同様に急速な円安の進行の影響で70億8,500万円の為替差益を計上したことも利益を押し上げた。

「ELDEN RING」については、11月2日に発表されたKADOKAWAの2023年2Q決算からも非常に高い人気を誇っていることが明らかとなっており、KADOKAWAではゲーム事業が1116%の大幅増益となっていた。

バンダイナムコは2022年4月に「パーパス」を制定した上で、グループに関わる全ての商品・サービスのロゴマークを一新したことが大きく話題になった。

IPプロデュースユニットにおいてはライセンス収入が好調だった前年同期比に及ばず減収減益となったものの、中期計画の3年間でIP関連に合計400億円の投資を予定しており、同社のIP軸戦略を活用した持続的な成長を目標としている。

2023年3月期通期の連結業績予想数値においては、今後の先行きが不透明としつつも上方修正を行った。

 

※第2四半期累計連結期間は2022年4月1日~2022年9月30日

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
アニメやゲーム・ITから最新ガジェットまで幅広い内容をオタク総研編集部やライター陣が深掘りしてお届けします!
メルマガ詳細