『チェンソーマン』北米公開を待たずして“世界興収100億円”突破 国内100億超えも現実味帯びる

9月19日公開の劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』について、公開中のアジア諸国を含めた全世界の累計興行収入が約6830万ドルを記録(円換算約102.9億円、10月19日時点「box office mojo」より)。今週末10月24日からのアメリカでの上映を待たずして、100億円を突破した。
また、公開から31日間(~10月19日)の国内興行成績も公式発表され、観客動員426万人、興行収入65億円を突破したことが明らかになった。
興行通信社調べによる週末観客動員ランキングでは公開後より5週連続1位を獲得しており、序盤からの勢いをキープし続ける盛り上がりを見せている。
週別での興行成績によると、公開初週は約12.5億円、11日間で30億円、17日間で43億円、24日間で54億円となっており、このままのペースを維持すると、100億円台の大台を突破する可能性も現実味を帯びている。
『チェンソーマン』は少年ジャンプ+(集英社)にて連載中、累計発行部数3,000万部を突破した、藤本タツキによる人気漫画が原作。悪魔が蔓延る世界を舞台に、チェンソーの悪魔・ポチタと契約し、悪魔の心臓を持つ“チェンソーマン”として蘇った少年・デンジの物語が描かれる。TVシリーズは『呪術廻戦』『進撃の巨人』などのヒット作を手がけたMAPPAが制作を担当し、バトルシーンや予測不可能なストーリー展開がたちまち話題になった。
(c)藤本タツキ/集英社・MAPPA