『チェンソーマン』デンジ役声優が“ゲロチュー”アフレコ裏話を披露!米津玄師が明かす宇多田ヒカルへの思いとは


『チェンソーマン』デンジ役声優が“ゲロチュー”アフレコ裏話を披露!米津玄師が明かす宇多田ヒカルへの思いとは

9月19日(金)公開に公開された劇場版『チェンソーマン レゼ篇』について、本作の公開目前に配信サービスのABEMAでは特別番組が放送された。番組ではアニメの名場面を熱く語る“推しシーン”コーナーや劇場版の新情報、制作スタジオMAPPAへの独占潜入取材、米津玄師さんをはじめとする豪華アーティスト陣からのコメントVTRも公開された。

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“ゲロチュー”アフレコ裏話も?好きな名シーンを熱烈プレゼン!

番組にはデンジ役・戸谷菊之介さんをはじめ、お笑い芸人のケンドーコバヤシさん、マヂカルラブリー・野田クリスタルさんをはじめとする”チェンソーマン愛”あふれる芸能人たちが集結。TVシリーズでの“推しシーン”を熱くプレゼンする「私とチェンソーマン!」と題したコーナーを実施された。

デンジ役・戸谷さんが選んだのは、記念すべき第1話でのデンジが初めてチェンソーマンに変身し、ゾンビの悪魔と戦うシーンをピックアップ。「借金返済のために悪魔を倒すという、デンジのヤバい発想が最初に炸裂する瞬間」とコメントし、他メンバーも一種の主人公像を壊したその“ダークヒーローらしさ”に共感の声が。

さらに“ゲロチュー”で知られる第7話のキスシーンでは、ショーゴさんが原作再現の完成度の高さやデンジのリアルなトーンについて熱弁。アフレコについて聞かれると戸谷さんは「原作や台本を読んで、唐揚げを食べていたなって味を想像して演技した」と裏話も披露した。

ほかにも、マキマの胸を揉むところ(5話)や、姫野とデンジの夜(8話)、マキマの遠隔攻撃(9話)、コベニの覚醒(10話)などのシーンも挙がり、最後に5人もの票が集まったと紹介されたのはサムライソード戦でデンジとアキがサムライソードの“急所”を蹴るシーン。ケンドーコバヤシさんが「こんな青春初めて見た」と語ると、戸谷さんも「普段やらなそうなアキが乗ってきた時のデンジの喜びが『へ!そりゃもちろんこいつの玉金よ!』っていうセリフに詰まってるなと思います」と続けて語った。

MAPPA潜入で制作現場の裏側も!アフレコ現場には“交流ノート”も

番組では、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』も手がけたアニメーションスタジオ・MAPPAへの潜入取材を実施。撮影監督・伊藤哲平さんへのインタビューでは、光のリアルな表現や「12秒のシーンに311枚の絵が使われている」制作過程も明かされ、スタジオにどよめきの声が。

また特に注目してほしいシーンとして「レゼがプールでデンジに手を差し伸べるシーン」を挙げ、監督は「実際はあんなに水面は光らないですが…少しの“うそ”を入れて綺麗で印象的な映像に仕上げました」「デンジがレゼのことを好きになっていってしまう流れの中で、見ているみなさんもデンジの心に近づけられるようなシーンになっていたらいいなと思います」などとこだわりを語った。

米津玄師の宇多田ヒカルへの思い「歌うのは自分じゃないなって」「宇多田さん以外ありえない…」

さらに番組の最後には、TVシリーズに続き主題歌を担当する米津玄師さんからのコメント映像も公開に。TVシリーズのオープニング・テーマ『KICK BACK』に続いての楽曲提供となった心境や、新曲『IRIS OUT』のこだわりなど、制作裏話が披露された。

またエンディングテーマ『JANE DOE』で歌唱を宇多田ヒカルさんに依頼した理由について「制作するにあたって歌うのは自分じゃないなって元々思っていて。作り終わる頃には“宇多田さん以外ありえない”という確信のような気持ちを抱いておりました」とコメント。夢のコラボ実現の裏側が明かされ、番組のラストも熱気に包まれた。

■特別番組「公開直前!劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の魅力が炸裂!ド派手な特番SP!」独占無料放送
放送日時:2025年9月5日(金)夜8時~夜9時
放送チャンネル:ABEMAアニメチャンネル2
※本放送は2025年12月31日(水)夜11時59分まで、無料見逃し配信中

(c)藤本タツキ/集英社・MAPPA

著者 アニメ情報担当