『もののけ姫』『旧劇エヴァ』が“同日”に再上映、’97年以来の事態に「奇跡」「ポスター思い出す」


『もののけ姫』『旧劇エヴァ』が“同日”に再上映、’97年以来の事態に「奇跡」「ポスター思い出す」

来る10月には複数の名作アニメ映画のリバイバル上映が控えているなか、新たに『もののけ姫』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の再上映が発表され、ファンの間で話題になっている。

まず『もののけ姫』はスタジオジブリ監修のもと「4Kデジタルリマスター版」として10月24日(金)より全国のIMAX劇場で期間限定上映が決定した。先日8月29日に「金曜ロードショー」でオンエアされた際に発表されて。

映像の細部まで鮮明に描かれ、森の緑やキャラクターの表情、壮大なアクションシーンが高画質化によりさらに際立つ仕上がりになるといい、音声面でもIMAXの没入感あるサウンドとともに楽しめるようになる見込みだ。

一方の『エヴァンゲリオン』シリーズは30周年を記念して「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」と題したリバイバル上映企画が進行中。10月10日から『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』、10月24日から『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が全国の劇場で1週間ずつ上映されることが発表されている。

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これにより『もののけ姫』と『Air/まごころを、君に』の再上映が同時期に重なることになった。この同時期上映は1997年に両作が初公開されたときと同じ(もののけ姫は7月12日公開、旧劇エヴァは7月19日公開)状況であるため、ソーシャルメディアでは両作品ファンから「奇跡?」「まさか2025年に起こるとは」と驚きの声が上がっている。

さらに、この両作品は同時期に公開されたこともあり、公開当時のポスターの「対比」がしばしば取り上げられていた。これはもののけ姫のキャッチコピーが「生きろ。」であったのに対し、旧劇エヴァは「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」という、真反対の印象を与えていた。

そのため、もし今回の再上映で同様のフォーマットのキービジュアルが用意される場合、同じ体験ができるかもしれないとイレギュラーな期待も寄せられている。

ちなみに、『エヴァンゲリオン』の再上映では『新劇場版:Q』の同時上映として、初の劇場公開となる「EVANGELION:3.0(-120min.)(モーションコミック)」も話題に。数量限定の入場者プレゼントとして、各作品のポスタービジュアルを使用したスマホステッカーも配布される予定となっている。

著者 アニメ情報担当