マクドナルド、ハッピーセット新作を再び見送り「ワンピースカード」に続き「シナモロール」も

日本マクドナルドは26日、今週末29日より開始を予定していたハッピーセットのうち「ほんのハッピーセット『シナモロールとあそぼう！』」のキャンペーンを実施しないことを発表した。

29日からの施策をめぐっては、ハッピーセット「ワンピースカードゲーム」の中止が発表されていた。同社は理由について「ハッピーセット関連施策見直しの一環」と説明しており、直前での施策中止が相次いでいる。

今回のキャンペーン中止の背景には、直近のハッピーセットキャンペーンで発生した混乱が影響しているとみられる。8月初頭から実施されていた「ポケモンカード」キャンペーンでは、転売目的とみられる大量購入や、これに伴う食品廃棄がSNSなどで問題視されていた。

29日から行われる予定だった「ワンピースカードゲーム」もトレーディングカード市場で高い人気を持っていることから、こうした事態の再発を未然に防ぐための措置となる。今回の「シナモロール」キャンペーンについても版権元や関連各社との協議を経たものとみられる。

同社は発表に際し「権利者様・メーカー様・掲載メディア様へのお問い合わせはご遠慮いただけますようお願い申し上げます」と呼びかけている。