舞台は現代の新宿!80年代アニメ「鎧伝サムライトルーパー」完全新作が制作決定 37年ぶり正統続編

バンダイナムコフィルムワークスは11日、1988年から1989年にかけて放送されたアニメ『鎧伝サムライトルーパー』の正統続編となるTVアニメ『鎧真伝サムライトルーパー』を、2026年1月に放送開始することを発表した。
『鎧伝サムライトルーパー』は1988年4月~1989年3月に放送されたTVアニメーション作品として、“鎧擬亜”(よろいギア)を持つ 5 人の少年が、運命に導かれて集結し、妖邪帝王・阿羅醐が率いる”妖邪”の軍勢と戦うストーリーが描かれた。以降、OVA3作品、コミカライズも展開された。
今回決定した本作はそんな同シリーズの完全新作オリジナルストーリーとして制作され、物語の舞台は「現代の新宿」へと移される。サンライズブランドを担うアニメーション制作スタジオ「SUNRISE Studios」が手がけており、完全オリジナルストーリーで新たな物語が幕を開ける。
制作陣には、アニメ『銀魂』『おそ松さん』を手がけた藤田陽一氏が監督を務め、シリーズ構成・脚本には『仮面ライダービルド』や『クローズZERO』『テルマエ・ロマエ』などの作品で知られる武藤将吾氏が参画。メインキャラクターデザインは、『ラブライブ!』シリーズなどを担当した室田雄平氏が務め、ヨロイギアのデザイン原案には『SSSS.DYNAZENON』の怪獣デザインを手がけた岡本英郎氏が名を連ねる。
あわせてキャストも発表され、主人公・凱をディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』で主人公ミゲル役を務めた石橋陽彩が演じることが決定した。
SUNRISE Studiosは「『鎧真伝サムライトルーパー』は『鎧伝サムライトルーパー』の正統続編となります。この歴史ある作品の続編を生み出していくことは身の引き締まる思いです。監督の藤田陽一さん、シリーズ構成・脚本の武藤将吾さんといった優秀なクリエイターの方々と共に、すばらしい作品を皆様にお届けできるように全力で制作を進めて参ります。今後ともよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。
TVアニメ『鎧真伝サムライトルーパー』作品情報
かつて人間界を恐怖に陥れた妖邪界の封印が解けると、数多の妖邪兵が侵攻を開始した。
人類の危機に駆けつけたのは、若き五人のサムライたち。
その名は、サムライトルーパー!!
彼らの闘いの日々が、新たに幕を開ける!
原作:矢立 肇
監督:藤田陽一
シリーズ構成・脚本:武藤将吾
メインキャラクターデザイン:室田雄平
ヴィランキャラクターデザイン:ことぶきつかさ
ヨロイギアデザイン原案:岡本英郎
アニメーションヨロイギアデザイン:鈴木卓也
音楽:片山修志(Team-MAX)
アニメーション制作:サンライズ
製作:「鎧真伝サムライトルーパー」製作委員会
凱:石橋陽彩
©SUNRISE