『響け！ユーフォニアム』劇場版、前編は26年春上映　前編ということは…期待高まる特報映像

制作が決定していた『響け！ユーフォニアム』シリーズ劇場版『最終楽章 響け！ユーフォニアム』について、2026年春に『最終楽章 響け！ユーフォニアム 前編』上映が決定したことが発表された。順当に製作されるならば後編、ひいては中編も展開されるものとみられる。

本日6月7日に宇治市文化センター 大ホールにて行われた『響け！ユーフォニアム』8回目だよ！宇治でお祭りフェスティバルにて発表されたもので、あわせて特報映像も公開された。特報はTVシリーズ第3期のエンディングテーマ「音色の彼方」が使用され、本作の歴史を感じる演出や、笑顔あり涙ありのドラマ、迫力の演奏シーンなどが散りばめられている。

『響け！ユーフォニアム』は、武田綾乃氏による小説を原作に、京都アニメーションが手掛ける人気吹奏楽アニメシリーズ。2015年4月にTVアニメ1期の放送を開始してから、TVアニメ３期、劇場版や特別編、スピンオフ映画など５本を制作し、今年10周年を迎えた。

本作の制作決定が今冬に開催されたイベント内で発表されると、作品ファンからはタイトルが原作小説である「響け！ ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編／後編（宝島社文庫）」にならったものであることが話題に。昨年放送されたアニメ第3期での描かれ方（ストーリー）が原作小説とは大きく異なっていたことから、さまざまな期待も寄せられていた。

Ⓒ武田綾乃・宝島社／『響け！』製作委員会2024