銭形と2人のルパン？『ルパン三世』新作劇場の“前日譚アニメ”が配信決定…主人公は銭形警部

アニメ『ルパン三世』の新たな展開として小池健監督によるハードアクション最新作『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』が6月20日（金）より各配信プラットフォームで一斉配信されることが今月発表された。今作は、約30年ぶりの2Dアニメ劇場版となる『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の前日譚として制作され、銭形警部が主人公を務める。

『REDLINE』（2010年）や『アニマトリックス ワールド・レコード』（2003年）などで世界的に高い評価を得てきた小池健監督による、2014年から続く〈LUPIN THE IIIRD〉シリーズ最新作。本作のティザービジュアルも解禁となり、トレンチコートに中折れ帽、鋭い眼差しで正面を見据える銭形警部と、ワルサーP38を片手に歩み出そうとするルパン三世の姿が描かれた。ビジュアルには「盗まれたのはお前自身か…」とのコピーも添えられている。

さらに、TBSで1月から放送された日曜劇場『御上先生』との意外な接点も。脚本家の詩森ろば氏が石川五ェ門のファンであることから、登場人物「次元（つぎもと）」が誕生し、ルパングッズに囲まれた部屋や“ルパンAI”といった演出がドラマ内で多数取り入れられた。

当時、次元の部屋に『LUPIN THE IIIRD 銭形と 2 ⼈のルパン』のポスターが掲出された話数が放 送されると、SNS では、「解禁前のポスター？」「あの⻘いポスター⾒たことない」「⼩池ルパンの新作？」とルパンファンが騒然となっていたという。

また、劇場公開を記念して、6月22日（日）にはWOWOWにて『銭形と2人のルパン』のテレビ初放送が決定。過去の〈LUPIN THE IIIRD〉シリーズ3作品、『次元大介の墓標』（2014年）、『血煙の石川五ェ門』（2017年）、『峰不二子の嘘』（2019年）も一挙に放送される。加えて、『ルパン三世 風魔一族の陰謀』の初配信も決定。6月13日（金）より、FOD、U-NEXT、Huluなど各種プラットフォームにて順次配信が開始される予定となっている。

【⽇曜劇場『御上先⽣』宮崎陽平監督コメント】

⽇曜劇場『御上先⽣』では、「次元」という⽣徒、ルパン三世グッズだらけの彼の部屋、 “ルパン AI”の声に「ルパン三世」の栗⽥貫⼀さん、予備校の先⽣に「⽯川五ェ⾨」の浪川⼤輔さんなど、全話を通して多くの”ルパン⼀味”の皆様にご協⼒いただきました。

そんな『御上先⽣』の撮影終盤、どこかにこっそり貼れないかと渡された⻘⾊の追加ポスター。タイトル、絵のタッチ…これは⼩池健監督の『LUPIN THE IIIRD』の新作ではないか︕ 今回は銭形警部とルパンがメインなのか︕しかも、ルパンが 2 ⼈…︖疑問と期待で胸が躍りました。 未発表だった新作ポスターをほんの少し“匂わせ”しようという提案だったのですが、 ドラマ内にしっかり⽬⽴つように登場させてもらいました。 9 話・10 話にだけ貼られたこのポスター、今からでも『御上先⽣』配信でぜひご確認ください︕

そんな粋なスタッフ陣が携わる新作『LUPIN THE IIIRD 銭形と 2 ⼈のルパン』に、 きっとあなたの⼼も”盗まれる”はずです。楽しみにしています︕

原作：モンキー・パンチ (C)TMS